スズキ・Kei
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スズキ・Kei | |
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製造期間 | 1998年10月 – |
ボディタイプ | 3ドア/5ドア ハッチバック |
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1545mm |
車両重量 | 770kg |
事実上の先代 | セルボモード |
姉妹車、OEM | マツダ・ラピュタ |
車台が共通の車種 | スズキ・スイフト(初代) シボレー・クルーズ |
同クラスの車種 | 三菱・eKアクティブ ダイハツ・テリオスキッド |
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Kei(ケイ)は、スズキが生産、販売しているハッチバック型軽自動車。
目次 |
[編集] 概要
- セダンとSUVの間の新しいタイプとなる軽自動車として造られた。
- 当初は3ドアのみだったが後に5ドアを追加。1999年10月から5ドアのみの構成になった。
- セダンより高めの全高と大径タイヤが特徴で、最低地上高を高くし悪路走破性を高めている。
- 一般的な立体駐車場の制限車高である155cmを基準としたセミトールスタイルに、乗り降りしやすく視界の良いヒップポイントを採用したパッケージをもつ。
- 室内スペースやラゲージスペースの積載量はセダンタイプより広く、実用車としての完成度は高い。
- マツダに対し、ラピュタとして2005年までOEM供給されていた。
- シボレー・クルーズや初代スイフトとは部品の多くを共通化している。
- 1998年の軽自動車規格改定時に、いわゆる「新規格モデル」として登場して以来、スズキが発売する軽乗用車の中で現在までフルモデルチェンジされることなく 、改良を重ねながら継続生産されている長寿モデルである。
- 2006年11月に実質的な前身であるセルボが8年ぶりに復活したが、当面は生産が続けられる。
[編集] 歴史
- 1998年10月7日発売。実質的にはセルボモードの後継車種。
- 1999年3月、5ドア追加。マツダへのOEM供給開始。ラピュタとして発売。
- 1999年10月、3ドアモデル、3ATモデル廃止。廉価グレード追加。
- 2000年、「Kei Sport」追加。
- 2001年4月、マイナーチェンジ。インパネの改良など。
- 2002年11月、アルトワークスの後継とも言えるスポーツモデル「Keiワークス」発売。15インチアルミホイールや四輪ディスクブレーキ、レカロシート、ヘリカルLSD(リミテッド・スリップ・デフ、2WD・MT車のみ)などを装備。
- 2003年9月、一部改良。
- 2005年12月、マツダへのOEM供給中止により、ラピュタがカタログ落ちする。
- 2006年、マイナーチェンジ。
[編集] 車名の由来
- 軽自動車のケイ(Kei)から。「軽の中の軽」を目指す意味がこめられている。
[編集] 関連項目
- フォーミュラ・スズキKei - 同車両のエンジンを流用した市販レーシングカー。
- セルボ
[編集] 外部リンク
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