スクレ市 (ベネズエラ・ミランダ州)
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スクレ市(スクレし、Municipio Sucre)は、ベネズエラのミランダ州北部、カラカスの北東部にある市である。2001年の人口は54万6766人。名は南米独立戦争の軍人・政治家アントニオ・ホセ・デ・スクレにちなむ。
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[編集] 地理
カラカス盆地の東にある。北部はアビラ山が占める。残りのうち、西部がカラカス盆地の東端で、東部はところどころに狭い平地をはさむ丘陵地である。市の西からグアイレ川が入り、ペタレ付近で南に曲がって、エルアティジョ市との境にいたり、そこからまた西に流れる。
市の西の端、パルケデルエステ駅近くには近代的なビルが立ち並ぶ。平地の西側に中産階級の住む住宅地、東側の平地に中産階級の住む高層住宅、丘陵地に人民居住区(バリオ)が広がる。
[編集] 隣接する市
[編集] 構成する区
以下の5区がある。市庁所在地はペタレ区。
- カウカグイタ区 (Caucagüita)
- フィラスデマリチェ区(Filas de Maríche)
- ペタレ区 (Petare)
- ラドロリタ区 (La Dolorita)
- レオンシオマルティネス区 (Leoncio Martínez)
[編集] 歴史
かつてはスクレ郡に属した。東のペタレ市と西のレオンシオマルティネス市が合併して成立した。市役所はペタレ市のものを継承してペタレのスクレ広場前にある。
[編集] 行政
2006年現在の市長は、ホセ・ビセンテ・ランヘル・バレ。
[編集] 交通
[編集] 地下鉄
[編集] 自動車道
- フランシスコファハルド自動車道: 東西に走る幹線道路
- ボジャカ通り: カラカス盆地の北の端を東西に走る自動車道。
[編集] 観光・名所・施設
- アビラ山
- ロムロベタンクール国立東公園
- 運輸博物館
- フランシスコデミランダ空軍基地