ジョリス=カルル・ユイスマンス
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ジョリス=カルル・ユイスマンス(Joris-Karl Huysmans, 1848年2月5日 - 1907年5月12日)は、フランスの19世紀末の作家。イギリスのオスカー・ワイルドとともに、代表的なデカダンス作家とされる。
内務省に勤める傍ら小説を執筆、エミール・ゾラに認められ、自然主義の作家として出発した。世紀末的傾向の強い特異な作品『さかしま』(À rebours)が代表作となり、象徴主義、デカダンスの作品としてヴァレリーやワイルドに影響を与えた。『彼方』では黒ミサなど悪魔主義を取り上げた。
晩年は病苦の中、カトリックに傾倒した作品をいくつか残している。
[編集] 主著
- さかしま(1884年)
- 彼方(1891年)
- 大伽藍(1898年)