ジュニアアイドル
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ジュニアアイドルとは、低年齢の児童アイドルのこと。「チャイドル」や「ローティーンアイドル」とも呼ばれる。1990年代以降、アイドルの概念の拡大と共に注目されるようになった。
女性アイドルのみをジュニアアイドルと呼ぶ場合もあるが、基本的には男性アイドルも含まれる。
低年齢のファッションモデルもジュニアアイドルに因んで、ジュニアモデル(ティーンズモデル)と呼ばれる。
主なジュニアアイドルについてはジュニアアイドル一覧及び、子役の項参照。
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[編集] 概要
1990年代中頃、中森明夫により「チャイドル」という造語が生み出され、1990年代後半にチャイドルブームが起こった。しかし、2000年代に入ってからはこの言葉が使われることはほとんどなくなり、代わりに「ジュニアアイドル」という言葉が主流になる。
俳優(子役)から始まり、テレビドラマやテレビコマーシャルなどで人気が出る場合が多い。人気が出ると写真集を出したり、歌手などへ活動範囲を広げ、アイドル的な芸能活動をすることとなる場合が多い。
年齢の範囲においては厳密な定義は無く、13歳以下・15歳以下・17歳以下などを指す場合がある。15歳以下(中学生以下)は労働基準法第56条の年少労働者として例外的に就業することができる者(修学時間外に限る)という点から、年齢の区切りとして一つの根拠を持つ。
マニアの間では、ジュニアアイドルの容貌が大人びたり性別らしい体つきに変化することを「劣化」と呼ぶことがある。
[編集] 一部の「ジュニアアイドル」の問題点
2000年の児童ポルノ法施行以降、建前としては児童が商業的性的搾取をされることはなくなった。 しかし、現在では新たな問題は生じている。それは一部事務所・一部ジュニアアイドルの写真集及びイメージビデオ(DVD)が過激化した事がある。
具体例
- やたら水着のシーンが多い。しかもスクール水着。
- やたらものを食べるシーンが多く、咥えている口元を大きく写す。
- なぜかスクール水着を着てわざわざランドセルを背負う。
- なぜか現代では着用されなくなったブルマをわざわざ着用し街中を歩かせる。
- 理由もなく足を開脚する。
- わざわざ歯磨きのシーンを長く写し、口の中に白い歯磨き粉があるシーンを描写する。