ジャン・メルモーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャン・メルモーズ(Jean Mermoz, 1901年12月9日 - 1936年12月7日)はフランスのパイロットである。1920年代から1930年代にアフリカ・南米の民間空路の開拓に業績があった。『わが飛行』("MES VOLS")という著書がある。
1919年フランス空軍でパイロットになり、除隊後ラテコエール航空会社にはいった。1930年5月に2人の同僚とラテコエール28水上機でセネガルのサンルイからブラジルのナタールまで南大西洋横断飛行に成功した。1933年には陸上機クージネ70型機"虹号"で14時間あまりで無着陸横断した。1934年に虹号で南大西洋を8回も横断した。
1936年12月7日、ラテコエール300型飛行艇"南十字星号"で南大西洋横断飛行中に消息を絶った。
1926年のサハラ砂漠での不時着と生還はサンテグジュペリの小説の題材になった。
カテゴリ: フランスのパイロット | 1901年生 | 1936年没