ジャック・バウアー
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ジャック・バウアー(Jack Bauer)はテレビジョン・ドラマシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」でキーファー・サザーランドによって演じられている架空の人物である。日本での吹き替え声優は小山力也。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 履歴
バウアーはUCLAより英文学の学士号、またUCバークレー校より犯罪学及び法学の修士号を獲得。
大学卒業後、彼はLAPDやSWATチームの一員、およびアメリカ合衆国陸軍の第一特殊作戦部隊デルタ分遣隊、通称デルタフォースに所属し、テロ対策ユニットに転属する前にはアメリカ中央情報局で現地作業も行っていた。
アメリカ合衆国上院議員デイビッド・パーマーの暗殺未遂事件時の、CTUロサンゼルス支局チーフ。その時、妻のテリー及び娘のキンバリーが、彼が2年前(当時)のコソボでナイトフォール作戦と呼ばれた極秘任務遂行中に殺害したはずの(実際には失敗) ビクター・ドレーゼンの配下によって誘拐された。激しい攻防の末に妻子を救出するも、ドレーゼン一派に内通していたバウアーの同僚であり元不倫相手のニーナ・マイヤーズが、逮捕される直前にバウアーの妻テリーを殺害してしまう。彼は妻の死が自身の責任であるという思いから逃れられず、CTUの厳しい職務の遂行に限界を感じて休職する事となる。
8ヶ月後、妻が殺害されたショックから未だ立ち直れずにいたバウアーはロサンゼルス内で原子爆弾を爆発させようと目論むSecond Wave(第二の波)と呼ばれるテロリストグループを阻止するため、新たにアメリカ合衆国大統領となったデイビッド・パーマーに懇願されてCTUに復職した。シーズン2で描写されたこの事件後、ジャックの後任であったジョージ・メイソン(殉職)が新しいLA支局長をトニー・アルメイダに委任。しかし、トニーは誘拐された自分の妻を奪還するため捜査の妨害をし、国家反逆罪に問われて投獄される。
その後、ジャックはシーズン4時のLA支局長エリン・ドリスコルによってヘロイン中毒となっていたことを咎められ、CTUを解雇。アメリカ合衆国国防総省の長官ジェイムズ・ヘラーのアドバイザーとして雇用される。バウアーは国防長官の娘「オードリー・レインズ」と深い関係を持つ事となるが、ヘラー長官親子の誘拐事件に端を発した複合テロによりオードリーとの関係は破綻する。
[編集] CTU でのミッション
- ロサンゼルス・ホテル襲撃事件リーダー(1998年)
- プロテウス作戦チームリーダー(2000年)
- ナイトフォール作戦(2002年)