ジニー・ウィーズリー
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ジニー・ウィーズリー (Ginevra "Ginny" Molly Weasley) は、J・K・ローリングが書いた小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の人物。女性。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 登場巻
[編集] 人物像
[編集] 属性・年齢等
魔女。ホグワーツ魔法魔術学校の生徒。ルーナ・ラブグットの同級生。ハリー・ポッターの1学年下。寮はグリフィンドール。誕生日は8月11日。
[編集] 外見
たっぷりとした長い赤毛。瞳の色はとび色。 顔にはそばかす。六巻でパンジー・パーキンソン曰く「男子に人気ありすぎる」ほどの美人であることが発覚。
[編集] 出身・家族等
先祖代々の魔法族 (純血)。魔法族の旧家ウィーズリー家の一員。アーサー・ウィーズリーとモリー・ウィーズリーの娘。ウィーズリー兄弟中の末っ子で唯一の女の子。 ウィーズリー家には長らく女の子が生まれていなかったため大切にされている。
- ビル・ウィーズリー(長兄)
- チャーリー・ウィーズリー(次兄)
- パーシー・ウィーズリー(三兄)
- フレッド・ウィーズリー(兄)
- ジョージ・ウィーズリー(兄)
- ロナルド(ロン)・ウィーズリー(六兄)
[編集] 性格・才能
クィディッチが得意。小さいころに箒小屋から兄さんの箒を盗んで飛んでいたらしい。第5巻で、出場停止となったハリーの代わりにシーカーとして寮対抗試合に出場し優勝する程の名手である。 ハリーの前では赤面して無口になってしまうことが多かったが、ハーマイオニーの助言により、「ほかの男子としばらくつきあって もっと自分らしいところを見せること」にし、ハリーと口が聞けるようになる。 六巻でハリーと付き合う。が、「来年はホグワーツに戻らない。」と決意したハリーとまた別れる。こうもり鼻糞の呪いの名手。ホラス・スラグホーン先生に絶賛されたほどである。
[編集] 趣味
[編集] 周囲との関係
ハリーがホグワーツに入学する時に駅のホームでハリーと出会って以来、彼に思いを寄せているが、チョウ・チャンを想い続けているハリーを見て、いったんは諦め、第5巻でレイブンクローのマイケル・コーナーと付き合いだす。5巻の最後にはマイケルを棄て、ハリーの同級生ディーン・トーマスと交際し始めるものの、こちらも長き続きせず、第6巻でようやくハリーと両想いに。しかし、ヴォルデモートとの決着をつける決意を固めたハリーから、「ジニーを巻き込みたくない」と別れを告げられてしまう。それでも、今度は決してあきらめるつもりはないと明言。最終巻である7巻で二人の運命がどうなるのかはファンの気になるところである。
[編集] 交友関係
[編集] 友人
ルーナ・ラブグッド、ハーマイオニー・グレンジャー、ハリー・ポッター
[編集] 問題点
複数の男性と付き合うなどして「軽い女性」のイメージが強調されていた彼女だが、そこへきて突然のハリーとの恋愛、「前から好きだった」発言など、唐突、中身がないといった批判の対象に挙げられる。
以上の理由に加え途中経過がほとんど描かれていないために、最悪の場合読者から「これまでのような遊び」「思春期にありがちな恋人を急ぐ行為」程度にしか見られない可能性があるなど、ローリングの恋愛描写を疑問視する向きもある。