シルマリル
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シルマリル(Silmaril)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場する宝玉である。ダイヤモンドより固く、まばゆい光を放つ。フェアノールの手によって三つのシルマリルが作られた。
『シルマリルの物語』の主要作品、「クウェンタ・シルマリルリオン」はこのシルマリルを巡るエルフ・人間と黒き敵モルゴスの間の物語である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
エルフのノルドール族のフェアノールが、アマンの地のヴァリノールで輝いていた二つの木(テルペリオンとラウレリン)の光を封じ込めた宝玉。かれが、いかなる方法を用いていかなる物質を使って作り出したかは不明である。
モルゴスはこの宝玉を欲し、フェアノールの元から奪い取り、中つ国に逃げ去ってしまう。これを追ってノルドール族達も中つ国に戻ってくる。その後の物語は「クウェンタ・シルマリルリオン」に記されている通りである。最終的に一つは天に、一つはわたつみの深き底に、一つは世界の中心に燃える火の中に安住の地を見出した。
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