シャー・ルク・カーン
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シャー・ルク・カーン(Shahrukh Khan(シャールク、シャールーク),1965年11月2日-)はインドのニューデリー出身の俳優。愛称はSRKもしくはKing Khan。
<経歴> ニューデリーのSt. Columba's High Schoolからデリー大学のHans RajCollegeに進み、後にJamia Milia Islamiaで経済学の修士号を取得。学生時代には学業もスポーツも抜群の成績を納め、優等学生として表彰されている。特にスポーツの分野では、比較的小柄でありながらサッカーやクリケットに才能を発揮し、故障しなければスポーツ選手になりたかったと語っているほど。
学業を終えるとジョン・バリー主催の演劇グループに所属、現代演劇の俳優として舞台に出演する。1988年に出演したテレビ番組「Fauji」で人気がブレイク、ボンベイ(現ムンバイ)に移住し、映画スターとしてのキャリアをスタートする。
<私生活> 15歳で父タージを、25歳で母ファティマを亡くす。映画俳優としてデビュー直後の26歳で学生時代からつきあっていた5歳年下のガウリ・チッバーと結婚。ガウリはヒンドゥ教徒でシャー・ルクはイスラム教徒。結婚後も互いの宗教を尊重し、子どもたち(長男アルヤン、長女スハナ)はヒンドゥ教とイスラム教の両方の儀礼に親しんで育つ。
すでに60本近い映画に出演し、1990年代からヒンディー映画界で圧倒的な人気を博し、アジア各国やドイツ、イギリス、日本にも根強いファンがいる。
[編集] 主な出演作品
- ラジュー出世する(Raju Ban Gaya gentleman) (1992)
- 地獄曼陀羅 アシュラ(Anjaam) (1993)
- カランとアルジュン(Karan Arjun) (1995)
- シャー・ルク・カーンのDDLJ/ラブゲット大作戦(Dilwale Dulhanya Le Jayange) (1995)
- イエス・ボス(Yes Boss) (1997)
- コイラ 愛と復讐の炎(Koyla) (1997)
- ディル・セ 心から(Dil Se) (1998)
- 何かが起きてる(Kuch Kuch Hota Hai) (1998)
- 時に喜び、時に悲しみ(Kabhi Kushi Kabhi Gham) (2001)
- デーヴダース(Devdas) (2002)
- 明日が来なくても(Kal Ho Naa Ho) (2003)
- ヴィールとザーラ(Veer-Zaara) (2004)
- Paheli (2005)
- さよならは言わないで(Kabhi Alvida Naa Kehna) (2006)
- Don-The Chase Begins Again (2006)