シャクルトン (クレーター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャクルトン (Shackleton) |
|
---|---|
月面緯度 | 南緯 89.9 度 |
月面経度 | 東経 0.0 度 |
直径 | 19 km |
深度 | 2 km |
由来 | アーネスト・シャクルトン |
シャクルトンクレーター (Shackleton crater) は、月の南極付近に位置するクレーターである。地球の南極を目指した探検家アーネスト・シャクルトンにちなんで名づけられた。高緯度に位置するため、クレーター外縁の高地は月の1日の70%もの間、太陽の光に照らされている。逆に、クレーター底はほとんど太陽の光に照らされない(月の回転軸は黄道面に対してほぼ完璧に垂直である)と考えられており、水や氷の存在が期待されている。
シャクルトンは、広大なエイトケン盆地の縁に位置している。また、周辺にはシューメーカー、Sverdrup、De Gerlache、Faustiniなどのクレーターが存在する。
2006年12月に発表されたNASAの月面基地構想では、シャクルトンが基地建設の有力候補地として挙げられている[1]。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ↑ 「2024年に月面基地 NASA構想、植民も道」、産経新聞イザ!、2006年12月6日。