シノサウロプテリクス
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シノサウロプテリクス | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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シノサウロプテリクス(Sinosauropteryx,“中国の竜の翼”)は、白亜紀前期(約1億4400万年前~約9900万年前)に生息した体長約1mの小型の羽毛恐竜である。中国の表記は中華竜鳥、日本でも漢字表記される場合がある。
1995年に恐竜としては初めて羽毛が化石化した状態で発見された。 そのため、鳥類であると当初考えられ中華竜鳥と名付けられたが、羽毛といってもダウンのような原始的なもので、鳥類とも遠縁のコンプソグナトゥス類であることが分かった。ノコギリ状の歯を持ち、小動物や昆虫等を捕食していたと考えられる。
これまでに発見された獣脚類の中で、全長に対する尾の長さが最も長い。