サッちゃん
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この歌は「幼い頃、近所に住んでいた少女サッちゃんのことを歌っている」と作詞の阪田寛夫が語っている。後述のような噂が広がっているが実際にはその少女は引っ越してしまった(=遠くに行った)という。この少女は阪田と同じ幼稚園の1年上のクラスに在籍しており、大中恩によるといわば「初恋の人」であったという。モデルについての新聞記事
それを記念して、2006年10月に阪田の通った大阪市阿倍野区の幼稚園にこの歌の碑が建立され、阪田の次女大浦みずきが建立イベントに立ち会った。
[編集] 都市伝説
この童謡には歌詞から広がった様々な都市伝説が広まっている。
- 「バナナを半分しか食べられない」のはバナナを食べていながら道を歩いていたサッちゃんが踏み切りで電車にはねられたため。「遠くに行っちゃう」は死別を表している。
- あまり知られていない4番があり歌うとサッちゃんに殺されてしまう(10番まであると言うバージョンもある)。
- 上記の補正版として、電車にはねられたサッちゃんは体が真っ二つになり上半身だけの状態でさまよっており、この話を知ったもしくは歌の4番を歌った人の元へ夜中に現れ失った脚の代わりとして脚を切断されてしまう(殺害される)。
- サッちゃんから逃れるためには大好きだったバナナ(絵でも可)を寝床において置けばそっちに気を取られ助かる。これは『ポンキッキーズ』で放送されていた「トイレの花子さん」で類似した話があった為できたとも考えられる。
- 上記と似たチェーンメールのようなものも存在する。「サッちゃんは交通事故ではねられて即死した。「遠くへ行った」のは彼女の顔であり、この文を見た人のもとへサッちゃんが0時に行って、その人は首をかまで切り取られてしまう。同じ文を9回違うスレに送れば回避できる」と言った内容のものであり、冒頭はカタカナで書かれている。