クリストファー・タイ
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クリストファー・タイ(Christopher Tye, 1505年頃 – 1572年頃)は16世紀イングランドのオルガニストで、ルネサンス音楽の作曲家。ケンブリッジ大学とオックスフォード大学の両方で音楽で博士号を取得した。1543年よりエリー大聖堂の聖歌隊長を務めるが1561年に辞任。エドワード6世の音楽教師を務めた可能性もある。ラテン語の宗教曲としては、詩篇唱やミサ曲があり、なかでもイングランドの俗謡「西風」を定旋律としたパロディ・ミサは、ジョン・タヴァーナーやジョン・シェパードの作例と並んで有名である。英国国教会のための英語祈祷文による宗教曲は、サーヴィスやアンセムがある。ヴァイオル・コンソートのための器楽曲も多数あり、なかでも20曲以上の「イン・ノミネ」はタイの代表作として知られる。