クォース
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クォースは、1989年にコナミが発表したアーケードゲーム。シューティング・パズルゲームソフト。1990年にはPC-9801、X68000、MSX2、ファミコン、ゲームボーイなどさまざまなパソコン、ゲーム機向けにほぼ同時に移植された。
2002年にはEZweb対応携帯アプリとして、「ブロッククォース」を配信開始。2003年にはバージョンアップされた「ブロッククォースDX」として、iモード・EZweb・ボーダフォンライブ! の3キャリアで配信を開始した。また、2006年にはプレイステーション2へ「オレたちゲーセン族 クォース」として移植(ハムスターより発売)。WILLCOMへのアプリ配信開始。
独創性が強い(その割にはゲーム性があまりにシンプルすぎる)ためか、類似のゲームが発売されず、続編・関連作も発売されていない珍しいゲームの一つである(もっともこのゲーム自体が「テトリス」以降の「落ち物パズルゲーム」ブームで生まれたゲームでもある)。
[編集] 背景世界
199x年、時空間のゆがみによって発生した「クォース」が地球を襲う事が判明した。「クォース」は「ブロックピース」と呼ばれる物質が当たると同化し、四角形になると消えてしまう事が解明された。地球を守るべく「ブロックピース」を発射できる戦闘機でクォースを消すべく出撃した。
[編集] システム
基本的には自機である砲台は左右にしか動けないタイプのシューティングゲームと同様の画面構成である。縦スクロールはするものの、基本的には固定画面のシューティング(インベーダーゲームやギャラクシアン、ギャラガなどと同様の形式を取っている。 砲台を操作し、ブロックを発射。上から一段ずつおりてくる変な形をしたブロックへ発射したブロックをくっつけることで、完全な四角にして消す。一定距離をブロックに潰されずに進むと、面の最後のブロック(色が違う)が出てくるので、そのブロックを消せば面クリア。
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