ギャロップレーサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ギャロップレーサー』(Gallop Racer)は、テクモが製作・販売している競馬が題材のゲームおよびシリーズの名称であり、業界初の3Dジョッキーレースゲームである。略称は英単語の頭文字をとってGR。
プレイヤーは騎手となり、競走馬(GR8では5000頭以上)に騎乗し勝ち抜いていき、用意された様々なイベントをこなしていくのが基本である。条件を満たすと、外国の馬や、過去の名馬に騎乗できるようになったり、外国のレースに騎乗できるようになる。
初期の作品では、たとえ馬群から10馬身以上はなされていても、能力の高い馬であれば追い込んで勝つことができるほどのゲームバランスであったが、作品を重ねるごとに現実の競馬に近づいていき、実際に騎乗しているような感覚で楽しめるような仕上がりになってきている。6作目以降は特に顕著にその傾向がでている。
目次 |
[編集] 過去の作品
[編集] プレイステーションで発売のタイトル
- ギャロップレーサー(1996年9月27日発売、6090円(税込))
- ギャロップレーサー2(1997年11月20日発売)
- ギャロップレーサー3(1999年3月18日発売)
- ギャロップレーサー2000(2000年2月17日発売)
[編集] プレイステーション2で発売のタイトル
- ギャロップレーサー5(2001年3月29日発売、7140円(税込))
- Gallopracer6 -Revolution-(2002年12月12日発売、7140円(税込))
- GALLOPRACER LUCKY7(2004年2月19日発売、7140円(税込))
- ギャロップレーサー8 ライヴホースレーシング(2005年12月15日発売、7140円(税込))
- Gallopracer Inbreed(2006年11月2日発売、5040円(税込))
[編集] オリジナルホース(マイホース)
GR3から、自分の操作している馬を引退させた際に繁殖入りをさせられるようになり、牡馬・牝馬各1頭あれば自分だけのオリジナルホースをつくることができる。つくられた馬の能力は、馬そのものの能力と戦績が加味されて決定される。
当初、このシステムは既存の競馬ゲームで生産の際に考慮する「血統」の概念を必要とせず、単純に馬同士の能力を組み合わせる「合体」に近いものであった。また3では生産される馬の能力にかなりのばらつきがあったが、2000からはその振れ幅は少なくなっている。
オリジナルホースの生産の基礎は2000で完成を迎えたが、6以降からそこに血統の概念が導入されて、自分なりの最強馬を生産するのは一層困難になっている。
なお、8から名称が「マイホース」に変更された。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: コンピュータゲーム関連のスタブ記事 | レースゲーム | 競馬ゲームソフト | プレイステーション用ソフト | プレイステーション2用ソフト | テクモ