カリスマ運動
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カリスマ運動(カリスマうんどう;英Charismatic Movemennt)とは、聖霊の満たしには、異言のしるしがともなうというペンテコステ運動が伝統派(神学的な保守派も含めたメインライン)の教会にも受容されたことにより、教派を超えて、聖霊のしるしを強く求め、使徒行伝に記述された初代教会のように異言を口にする祈り方(うめき声の祈り方)をしたり、癒しの奇跡など聖霊の賜物が強く現れることを期待する意識を拡大しようとする積極的な働きかけ及びそのような運動のことをいう。
アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団、ペンテコスタル・ホーリネス、チャーチ・オブ・ゴッド教団などを生み出した従来のペンテコステ運動と区別して、「近代ペンテコステ運動」や「カリスマ的刷新」と呼ぶこともある。
なお、「カリスマ」とは、ギリシャ語のχαρισμα(χαρισ(神の)恵み→(霊的な)賜物)に由来している。