カメハメハ3世 (ハワイ王)
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カメハメハ3世(Kamehameha III, カウイケアオウリ Kauikeaouli 1813年3月17日 - 1854年12月15日)は、ハワイ王国第3代の王(在位1825年 - 1854年)。
1825年、兄カメハメハ2世の死を受けて即位。1832年までは母カアフマヌが摂政を務めた。カアフマヌはカメハメハ2世に洗礼を施し、ハワイの伝統的信仰を廃するなどしている。
当時ハワイは重要な捕鯨地域として、また砂糖の産地として注目されていた。こうした中、カメハメハ3世は王国の改革に努め、1840年にハワイ語の憲法を制定し、1840年代半ばにはイギリス、フランス、アメリカから独立国として承認された。しかし、憲法制定後の政府では白人が要職を握り、ハワイ人が主体的に政治参加することが妨げられていた。近代的な土地制度も導入されたが、私有観念の希薄なハワイ人が土地を失う結果に終わった。
1854年死去、甥のカメハメハ4世が跡を継いだ。
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