カジュアリティーズ
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『カジュアリティーズ』 (Casualties of War) は、ベトナム戦争を題材にして1989年に製作されたアメリカ合衆国の戦争映画。1969年にニューヨーカー誌に掲載された実話を基にした映画。この記事は1970年に一度ドイツ映画として製作されており、エリア・カザン監督の『突然の訪問者』もこの記事に影響を受けているといわれる。クライマックスの戦闘シーンは戦場にかける橋で有名なクウェー川鉄橋で撮影された。
[編集] ストーリー
ベトナム戦争が激化する1966年、ある小村に駐留していたミザーブ軍曹(ショーン・ペン)が率いる小隊は、そこに住む一人の少女を慰安婦として誘拐した上、強姦に及ぶ。エリクソン一等兵(マイケル・J・フォックス)も加わるように強要されるが頑なに否定し、やがて少女が強姦の証拠隠滅のため殺害されたことで仲間たちから次第に孤立してゆく…。
[編集] スタッフ
- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 音楽:エンニオ・モリコーネ
- 原作:ダニエル・ラング
- 脚本:デヴィッド・リーブ
[編集] キャスト
- マイケル・J・フォックス:エリクソン上等兵
- ショーン・ペン:ミザーブ軍曹
- ドン・ハーヴェイ
- ジョン・C・ライリー
- ジョン・レグイザモ