エドムンド・ボーフォート (第4代サマセット公)
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第4代サマセット公 エドムンド・ボーフォート(Edmund Beaufort, 4th Duke of Somerset, 1438年? - 1471年5月4日)は、イングランドの貴族であり軍人である。薔薇戦争期にはランカスター派の軍司令官であった。
彼はエドムンド・ボーフォート (第2代サマセット公)の息子であり、1464年に兄のヘンリー・ボーフォート (第3代サマセット公)の死で公爵になった。
エドムンドはテュークスベリーの戦いでランカスター派の軍隊を指揮して捕えられ、戦闘の後に処刑された。彼の死によって正統なボーフォート家は途絶え、その後まもなくヘンリー6世の死んだ事によって、彼のいとこマーガレット・ボーフォートとその息子ヘンリー(後のヘンリー7世)だけが、ランカスター派の最後の指導者として残った。
彼はグロスターシャーのテュークスベリー修道院に、彼の弟ジョン・ボーフォートと一緒に埋葬された。
爵位 | ||
先代: ヘンリー・ボーフォート |
サマセット公 1464年 - 1471年 |
次代: 消滅 |