エクスデス
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エクスデス (Exdeath, X-death) は、スクウェア・エニックスのコンピュータゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する架空のキャラクター。
『ファイナルファンタジーV』におけるラストボスの悪役で、強力な暗黒魔導師である。また、『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』においては「審判の霊樹エクセデス」という名の神獣として登場。『ファイナルファンタジーXII』においても召喚獣「審判の霊樹エクスデス」として登場する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ファイナルファンタジーVにおけるエクスデス
1000年前、不死の魔術師エヌオーが無の力を使い世界を支配しようとした。しかし無の力を使うことで不死ではなくなる。それを利用して人々は12の伝説の武器を使いエヌオーを打ち倒した。エヌオーの魂はムーアの森の木の中へ逃げ隠れて力を蓄えた。それから1000年に近い時が経ち、エヌオーの魂は木と結合してエクスデスとなった。30年前にガラフ、ゼザ、ドルガン、ケルガーの暁の四戦士に倒された後はクリスタルの力で第一世界に封印されていた。
ゲーム中では主人公達がクリスタルを守ることができずに一つずつ次々と割れていった。4つ目のクリスタルが割れた後、エクスデスは第二世界へと戻っていった。第二世界へのワープ後、エクスデスの城にバッツ、レナ、ファリスは捕らえらえれ、ガラフと彼の軍の攻撃できないようにする人質にされたが、ガラフが一人でエクスデス城へ進入して救出した。エクスデス城の周囲は4つの塔から発生する強力なバリアに囲まれている。そのバリアは4つの塔のうち1つを破壊すると解除される。その後エクスデスが元々ムーアの森の木であったことが明らかになる。第二世界では4つのクリスタルは古木の中にあった。エクスデスは二つに分かれていた世界を一つにして支配するためにクリスタルを破壊した。その時ガラフはクリスタルと友人たちを守るためにエクスデスと戦って殺された。 こうして世界は再び一つになり、エクスデスはそれらの間にあった無の力を手に入れた。エクスデスはこの力を使い、タイクーン城やバッツの故郷であるリックスの村などを無へと飲み込んだ。暁の四戦士とタイクーン王の力を借り、バッツ、レナ、ファリスそしてガラフの孫娘クルルはエクスデスに挑んだ。エクスデスは無の力を彼ら光の戦士たちにも使おうとしたが、エクスデス自身が無に飲み込まれ、エヌオーと融合し、全を無に帰し自らも消えるネオエクスデスへと変貌した。だが光の戦士たちはネオエクスデスをも倒し、無に飲み込まれた世界を元に戻した。
ファイナルファンタジータクティクスアドバンスにおけるエクセデス
異世界イヴァリースを守るために遣わされた五体の神獣のうちの一体。 天秤座を守るヴィエラ族の守護神である。
ゲーム中では空間の歪みが何故か主人公マーシュに呼び出されてプリズンに発生し、マーシュとシドとバブズを空間の狭間へと飛ばしてしまう。クリスタルにしか魔力が集中していなかった為に神獣としての役割を果たせず、エクセデスの実をマーシュにつぶされクリスタルを破壊されたことによりマーシュを認め力を貸すようになる。大地の力を借りてヴィエラ族の敵を滅ぼす。
ファイナルファンタジーXIIにおけるエクスデス
最古に創られた異形者で天秤の座を司る。光の異形者である仲裁者ハルマルトと対である。世界を監視し、万事を判定する権限も持っていたが、無の存在として世界を監視し続けて、執着心がなくなった。達観した彼は、すべてを無に還そうとするが神々との戦いに敗れ、封印された。
封印された彼の前に現れたヴァン達と戦闘となるが敗北。以後ヴァン達の召喚獣となった。
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