アルフレッド・ニューマン
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アルフレッド・ニューマン(Alfred Newman,1900年3月17日 - 1970年2月17日)は、アメリカ合衆国の映画音楽の作曲家。
彼は45回アカデミー賞にノミネートされ、そのうち9回受賞した。特に1940年には4本の異なる映画でノミネートされている。さらに彼は20世紀フォックスのスタジオ・ロゴのためのファンファーレを作曲したことで知られている。20世紀フォックスで音楽部長として活躍し、晩年に『大空港』の音楽を作曲するなど、死の直前まで活動的であった。作品は第二次世界大戦時のニュース映画を含め、200本以上にのぼる。
兄弟のライオネル、エミール、息子のデイヴィッド、トーマスも多くの映画音楽を作曲している。
[編集] 作品
- 『暗黒街の弾痕』(1937)
- 『ゼンタ城の虜』(1937)
- 『世紀の楽団』(1938)
- 『ガンガ・ディン』(1939)
- 『嵐が丘』(1939)
- 『ノートルダムのせむし男』(1939)
- 『怪傑ゾロ』(1940)
- 『ティン・パン・アレイ』(1940)アカデミー賞受賞
- 『わが谷は緑なりき』(1941)
- 『聖処女』(1943)アカデミー賞受賞
- 『我が友フリッカ』(1943)
- 『王国の鍵』(1944)
- 『ステート・フェア』(1945)
- 『征服への道』(1947)
- 『マザー・ウォア・タイツ』(1947)アカデミー賞受賞
- 『紳士協定』(1947)
- 『頭上の敵機』(1949)
- 『イヴの総て』(1950)
- 『ゼンタ城の虜』(1952)
- 『キリマンジャロの雪』(1952)
- 『わが心に歌えば』(1952)アカデミー賞受賞
- 『聖衣』(1953)
- 『コール・ミー・マダム』(1953)アカデミー賞受賞
- 『追想』(1956)
- 『王様と私』(1956)アカデミー賞受賞
- 『四月の恋』(1957)
- 『或る微笑』(1958)
- 『アンネの日記』(1959)
- 『リバティ・バランスを射った男』(1962)
- 『西部開拓史』(1962)
- 『偉大な生涯の物語』(1965)
- 『キャメロット』(1967)アカデミー賞受賞
- 『ファイヤークリークの決斗』(1968)
- 『大空港』(1970)
カテゴリ: 映画音楽の作曲家 | アメリカ合衆国の作曲家 | 1900年生 | 1970年没