アルバート・ケテルビー
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アルバート・ウィリアム・ケテルビー(Albert William Ketèlbey, 1875年8月9日 - 1959年11月26日)はイングランドの作曲家・指揮者・ピアニスト。 父親ジョージ・ケテルビー(George Ketelbey、アクサン・テギュは付かない)は版画師。母親はセイラ・アストン(Sarah Aston)。バーミンガム出身。
ロンドンのトリニティ・カレッジの音楽学部においてホルストに師事。ラウル・クリフォードやアントン・ヴォドリンクシ(Anton Vodorinksi)などの偽名を用いて初期作品を発表。学生時代の習作、たとえばピアノ・ソナタは、エルガーの称賛に会った。その後、ポピュラーな軽音楽の作曲家として有名になり、それらの作品は無声映画や喫茶店でのムード音楽に利用された。多くの作品はサロン音楽の域を出ないが、アラビアの民族音楽や君が代を用いた作品に見られるように、オリエンタルな気分や異国情緒をかもし出した作品が少なくない。
避暑地として有名なワイト島の自宅において亡くなった。
[編集] 主要作品一覧
特に「ペルシャの市場にて」が有名
- The Heart's Awakening (1908)
- 修道院の庭にて In a Monastery Garden (1915)
- Phantasy for String Quartet (1915)
- 月の光にIn the Moonlight (1919)
- ペルシャの市場にて In a Persian Market (1920)
- Romantic Suite (1922)
- Appy 'Ampstead (1924)
- 中国寺院の庭でIn a Chinese Temple Garden (1925)
- 水青きハワイの海にてBy the Blue Hawaiian Waters (1927)
- エジプトの秘境で In the Mystic Land of Egypt (1931)
- 日本の屏風から(1934)
- イタリアのたそがれItalian Twilight (1951)
- Cockney Suite
- Jungle Drums
- Tangled Tunes
- ジプシーの少年 Chal Romano (Gypsy Lad)
- 時計とドレスデン人形 The Clock And The Dresden Figures
- 牧場を渡る鐘 Bells Across The Meadow
- 心の奥深く Sanctuary Of The Hart
- ウェッジウッドの春
[編集] 関連項目
[編集] 参考書籍・外部リンク
- The Faber Companion to 20th Century Popular Music, Phil Hardy 2001
- Chambers Biographical Dictionary, Edinburgh 1990
- The Times, London 1908, 1915, 1922
- Birmingham City Council page about Ketèlbey
- downloadable and streaming recordings of In a Monastery Garden performed by the Peerless Orchestra and male chorus. From an Edison Phonograph recorded in 1921.