アランソン
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アランソン | |
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国 | フランス |
地域圏 (Région) | バス・ノルマンディ地域圏 |
県 (département) | オルヌ県 (県庁所在地) |
郡 (arrondissement) | アランソン郡 (郡庁所在地) |
小郡(canton) | 3小郡庁所在地 |
INSEEコード | 61001 |
郵便番号 | 61000 |
市長 任期 |
クリスティーヌ・ロワミエ 2002-2008 |
面積 | 10,68 km² |
人口 | 28 935 人 (1999) |
人口密度 | 2 709,3 人/km² |
アランソン(Alençon)は、フランスの西部、バス・ノルマンディ地域圏の都市で、オルヌ県の県庁所在地である。
目次 |
[編集] 概要
オルヌ川とバス・ノルマンディ地方に隔てられているとはいえ、アランソンはペイ・ド・ラ・ロワール地域圏に属するル・マンと密接な関係を持つ。
[編集] 歴史
すでに古代にはアランソンには町があったと思われる。フランク王国のメロヴィング朝時代には百人組が置かれ、この地方における軍事と行政の拠点であった。7世紀初頭からカロリング朝を通じて900年頃まで、centena Alancioninsis が置かれた。フランク王国の地方官であったアランソン伯は、やがてこの地帯の世襲君主となり、のちに公爵となった。
11世紀にはアランソンに城が築かれた。市壁 (burgus) への最古の言及は1000年に登場する。 17世紀にはアランソンは「ポワン・ダランソン」と呼ばれるレース編みの特産地として知られた。
アランソン城はのちに改修を重ね、現在は市庁舎および裁判所として利用されている。