アオラキ/マウント・クック国立公園
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アオラキ/マウント・クック国立公園(Aoraki/Mount Cook National Park)はニュージーランドの南島にある国立公園の一つ。
最寄の町は65km離れたトワイゼル。公園内にあるアオラキ・マウント・クック村は、従業員やガイドなどが暮らすことを許可されている。この地域は1953年10月に保護地域として登録されていたエリアを合わせ、国立公園として正式に制定され、1996年には近隣の国立公園らと共にテ・ワヒポウナムの名称でユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。
[編集] 地理
アオラキ/マウント・クック国立公園は約700km²の広さをもち、総面積の40%が氷河に覆われている。中でもクック山の東側に位置するタスマン氷河は温帯地方で最大の氷河として有名。
ニュージーランドにある20の3000mを超える山のうち、アスパイアリング山を除く19の山がこの公園に位置する。とくに3754mのクック山(アオラキ)のがニュージーランド最高峰として有名である。他にタスマン山、セフトン山、エリー・ド・ボーモン山などがある。これらのサザン・アルプスにある山々は100万年未満の比較的最近に形成されたものであり、今でも成長を続けている。
[編集] 生物
公園の殆どは樹木限界線以上に位置しており、マウントクックリリー(キンポウゲ科)をはじめとする高山植物を見ることが出来る。鳥類はケア(キーア)と呼ばれるオウムの仲間やなどが棲息している。