たけしの誰でもピカソ
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たけしの誰でもピカソ(たけしのだれでもピカソ)は、1997年4月18日にスタートしたテレビ東京系列で放送中のバラエティ番組である。ビートたけし(この番組では北野武名義で出演)の冠番組である。通称「誰ピカ」。様々な世界で活躍するアーティスト・芸術家・歌手・お笑いタレント等を紹介する。当初この番組は金曜夜9時からの放送だったが、「最高!ブギウギナイト」の放送開始に伴い2003年4月に現在の夜10時に繰り下がった。現在のオープニング画像と番組タイトルロゴは村上隆が製作した。現在のロゴは2002年10月から使用している。
アートをテーマにした番組だが、年間の3割近くが音楽関係(同局でかつて「タモリの音楽は世界だ」という当番組同様音楽を取り上げるバラエティ番組があり、製作プロダクションも当番組と同じだった)、2割近くがお笑い関連の特集で占められている。
目次 |
[編集] レギュラー出演者
[編集] 準レギュラー出演者
[編集] お笑い居酒屋
人気急上昇中の若手お笑い芸人が数組登場しネタを披露した後、居酒屋のセットでトークをする企画。 2003年7月18日に放送の「たけしの漫才居酒屋」が第1回。 しかし、この時は若手芸人が登場する企画ではなく、馴染みのお笑い芸人とのトーク色が強かった。
それが翌2004年2月13日放送から北野武と若手お笑い芸人を結びつかせる企画として「お笑い居酒屋」にリニューアルされヒット企画になる。最初に、若手芸人によるノーカットのお笑い舞台があり、舞台終了したそのまま居酒屋で、久本扮する女将と今田扮する居酒屋の板前がその若手芸人を中心にトークを進め、常連客のたけしが批評するという流れに変わる。出演する若手芸人がたけしに直接観られることによって緊張しないようにするため、あえてステージと居酒屋セットを離して設置している。この第2回目以降が好評となり、定番企画となった。
また、第3回まで居酒屋の女将として出演していた久本雅美は多忙のため、第4回目は悪い魔法使いに茄子にされるという設定で欠席。以降、第5回目は茄子のまま小人化、第6回目は失恋の傷心旅行、第7回目で傷心旅行のまま失踪となり、久本雅美は降板。板前役の今田耕司が司会進行役となる。その後、第8回から柴田理恵が隣の店のおばさんと称して出演。第9回で柴田は北野武の話に号泣している。この第9回(2004年1月7日放送)を最後に「お笑い居酒屋・第1期」が終了。
「お笑い居酒屋・第1期」の出演者
- 2月13日 - いつもここから・フットボールアワー・劇団ひとり・コロンブス・ジョーダンズ
- 4月23日 - ドランクドラゴン・パペットマペット・きぐるみピエロ・前田健・猫ひろし
- 5月28日 - アンタッチャブル・友近・笑い飯・森三中・安田大サーカス
- 6月18日 - インパルス・ポカスカジャン・りあるキッズ・長井秀和・東京ダイナマイト
- 9月24日 - おぎやはぎ・ヒロシ・チョップリン・キングコング・ダチョウ倶楽部
- 10月29日 - 劇団ひとり・カリカ・ホーム・チーム・B&B (漫才)
- 11月26日 - カンニング・アンガールズ・マギー審司・キングコング
「お笑い居酒屋・第2期」
2005年5月13日の第10回の放送から「お笑い居酒屋・第2期」へと新装開店される。 たけしが毎回変装して登場するのが恒例となるが途中で企画変更となる。 この第2期への路線変更から幾度も企画のマイナーチェンジを繰り返し、若手中心の企画から大きく変更となった。 2006年7月7日の放送までで17回を迎えている。
[編集] アートバトル
番組には人気コーナー「アートバトル」がある。審査員5人が各10点満点で採点し、その週で最高得点を獲得した人がチャンピオンとなった。5週連続でチャンピオンになるとグランドチャンピオンとなり、ニューヨークで個展が開くことができた。その後、7回勝ち抜き制に変更したが自然消滅。しかし、復活を望む声が多くなり2003年に再開。年に1回の開催になった。挑戦者と審査員の数が変更され、優勝者の賞品がニューヨークアートの旅になった。
[編集] 審査員
- 篠原勝之(審査委員長)
- 審査員の中では最も辛口。いまだに10点満点を出したことがなく、「10点満点は俺自身」と公言している。点数発表後、大きな色紙に点数を筆で大書し、挑戦者に進呈する。
- 今田耕司
- 審査員の中では最も甘口。8点以上を連発することが多く、7点以下はほとんど出さない。
他に3人が週代わりで審査員になった。
主なゲスト審査員
[編集] ロゴ
- 初代 - 1997.04~2002.09
- 初代のものはこの番組のタイトル通り、ピカソをモチーフとしたものだった。
- 2代目 - 2002.10~
[編集] スタッフ
- 構成 : 藤原琢也、興津豪乃、コバヤシマナブ
- 技術プロデューサー : 森野憲俊
- スイッチャー : 藤本伸一(以前はカメラマン担当)
- カメラマン : 小池悟志
- ビデオエンジニア : 高橋正直
- 音声 : 石井俊二
- 照明 : 藤井梅雄
- 音効 : 田村智之
- VTR編集 : 吉野雅久
- MA : 村上敏之
- 美術装飾 : 和田修吾
- 小道具 : 中山大吉
- メイク : 石坂智子
- 電飾 : 小池浩史
- リサーチ : ノマド
- タイムキーパー : 伊藤裕子
- 番組宣伝 : 鈴木紀子(TV TOKYO)
- アシスタントプロデューサー : 武藤大司、斉藤嘉久
- 演出/ディレクター : 今井康之、井村秀樹、小林俊博、山本雅泰、河合希絵、末永みはる、坂田政度
- プロデューサー : 齊藤紀子(TV TOKYO)、井口高志(dentsu)、瀬崎一世(イースト)
- 協力 : ニユーテレス、FLT、ル・オブジェ・アール・スタジオ、砧スタジオ、まるビデオ、ヌーベルポスプロセンター、クジラノイズ
- 企画協力 : オフィス北野
- 製作 : TV TOKYO、dentsu、イースト
[編集] 過去のスタッフ
- プロデューサー : 伊藤成人(TV TOKYO)、町田修一、遠藤道子(dentsu)
- 演出 : 菊池計理、手塚公一(イースト)
- ディレクター : 阪本香子
- アシスタントプロデューサー : 正垣吉朗(イースト)
- 構成 : 渡邊健一、はたせいじゅん、都築浩
- 番組宣伝 : 岡仁(TV TOKYO)
- スイッチャー : 島本健司
- カメラマン : 花島和弘、河西純
- 美術 : 栗田寛
- 電飾 : 柴崎武人
[編集] ネット状況
- 同時ネット
- 番販ネット(2006年現在)
- 秋田県 秋田放送
- 山形県 テレビユー山形
- 宮城県 宮城テレビ放送
- 福島県 テレビユー福島
- 新潟県 新潟放送
- 石川県 北陸放送
- 静岡県 静岡朝日テレビ
- 三重県 三重テレビ放送
- 滋賀県 びわ湖放送
- 奈良県 奈良テレビ放送 毎週火曜日19:00~
- 和歌山県テレビ和歌山 毎週金曜日21:00~(1週遅れ)
- 山口県 山口放送
- 長崎県 長崎放送
- 熊本県 テレビ熊本
- 鹿児島県鹿児島テレビ放送
- 過去のネット局
[編集] 外部リンク
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