すみからすみまで角淳一です
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すみからすみまで角淳一です(-すみじゅんいち-)は、毎日放送ラジオで放送されていたラジオ番組である。
1984年放送開始。午後2時からの2時間番組で、『MBSヤングタウン』で知られたアナウンサーの角淳一をパーソナリティーに起用した。
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[編集] 条件電話
それまでとは違う聴取者層を相手に放送するとあって、今までと違った方針を考えた結果、ひとひねりしたテーマを電話の受付テーマとして、聴取者からの電話を募った。一向に電話が鳴らない時もあり、随時「条件1」「条件2」と、テーマを増やして募った事から「条件電話」と称された。
なお、放送中エピソードを寄せた方に随時電話をかけて詳しく話を伺った。また、性質上タイムテーブルには記載されていない。
[編集] 角シート
角シートは角が何らか(宝くじか何か)でまとまったお金を手にしたので、それを阪神甲子園球場の阪神タイガース公式戦年間シートの購入資金とし、聴取者に年間シートを試合ごとにプレゼントしようということで始まった。その年間シートを「角シート」と呼んでいる。いまも『ちちんぷいぷい』で角シートをプレゼントしている。
[編集] すみからすみまで愛なのね
その後、正午に移って「すみからすみまで愛なのね」を放送(それ以前は「それゆけ!○曜」)。「なにはなくとも野村啓司です」にその座を譲る。角が脳梗塞に倒れ、リハビリ期間を経て1997年に2時の「すみからすみまで」として復活した。
[編集] 「すみから」とジョイント
番組では2時のオープニングを正午から2時まで放送していた「すみから」の出演者とのフリートークを挟んで改めてオープニング、テーマ発表としていた。「愛なのね」の時代は2時からの野村啓司とのクロストークを行った。木曜日は角が司会、「すみから」出演者が回答者となってクイズ(『二十の扉』を踏襲したもの)を放送していた。
1999年10月11日から、角がテレビ番組『ちちんぷいぷい』を担当するにあたり、放送を終了。その後『すみまで』に引き継いだ。