さいたま市営大宮球場
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さいたま市営大宮球場 | |
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Saitama Municipal Omiya Baseball Stadium | |
施設統計 | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区寿能町2-519(大和田公園内) |
開場 | 1967年 |
所有者 | さいたま市 |
管理・運用者 | さいたま市公園緑地協会(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基 |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
・高校野球埼玉県大会 | |
収容能力 | |
10,000人 | |
規模 | |
グラウンド面積:13,157.665m² 両翼:91 m、中堅:122 m |
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フェンスの高さ | |
m |
さいたま市営大宮球場(さいたましえい・おおみやきゅうじょう)は、埼玉県さいたま市大宮区の大和田公園内にある野球場。施設はさいたま市が所有し、さいたま市公園緑地協会が指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 歴史
当時の大宮市に大宮市営球場(おおみやしえいきゅうじょう)として1967年4月1日に完成。以来、大宮公園にある埼玉県営大宮公園野球場と共に高校野球などアマチュア公式戦が開催される他、プロ野球イースタン・リーグ(二軍)公式戦も開催されている。1988年に改修工事が行われた。これと入れ替わる形で1989年から1992年にかけて、県営大宮球場が大規模な改築工事を受けることとなり、大宮市営球場は県営球場に代わって埼玉県の高校野球公式戦の主会場として使用された他、関東大会でも使用された(但し夏季の埼玉大会については、開会式と準決勝戦以降は西武ライオンズ球場で開催)。
2001年5月1日、大宮市が浦和市、与野市と新設合併し「さいたま市」となったのに伴い現名称に改称した。
なお、市営大宮球場がある大和田公園は、大宮公園の一部である大宮第二公園に近接している。
[編集] 主なエピソード
- 1994年4月24日に行われたイースタン公式戦・ヤクルトスワローズ対西武ライオンズ2回戦は、ヤクルト先発山部太、西武先発竹下潤の両左腕が共に無安打で完投した。試合は5回、ヤクルトが失策で出塁した走者を幸田正広がスクイズで還し1点を挙げ、結局これが決勝点となり1-0でヤクルトが勝利。山部はイースタン史上15度目のノーヒットノーランを達成した。この試合は日本プロ野球史上初となる「両チーム無安打試合」となった。
[編集] 施設概要
- 内野:クレー、外野:天然芝
- 両翼:91m、中堅:122m
- 照明設備:6基
- スコアボード:磁気反転式
- 収容人員:10,000人(外野席は芝生席)