おやしお型潜水艦
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おやしお型潜水艦(おやしおがたせんすいかん)は、海上自衛隊で運用されている潜水艦である。 現在、海上自衛隊で運用されているのは二代目の艦であり、初代おやしお型潜水艦は伊-201を参考とし、1960年に竣工した戦後国産第一号の「SS511 おやしお」がある。
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[編集] 特徴
従来の“涙滴型”から“葉巻型”を採用し、船体構造も完全複殻式から部分単殻式へと変更された海上自衛隊最新鋭の潜水艦である。艦首前部に6門の魚雷発射管を装備し、直線化した船体中央部にはコンフォーマル・アレイ・ソナーが装備されており、探知能力が向上した。また、被探知防止として無反響タイルを主要部分に装着するなど様々な新技術が取り入られている。高度に自動化された点もこの型の特徴である。
[編集] スペック
- 排水量:2,750t
- 全長:82m
- 幅 :8.9m
- 喫水:7.4m
- 機関:ディーゼル機関x2,主電動機x1
- 馬力:7,750ps
- 速力:20kt
- 武装:533mm魚雷発射管x6 ハープーン
- 乗員:70名
[編集] 建造費
11番艦「もちしお」の場合、総建造費約420億円(内訳、船体約250億円、艤装約170億円)[1]
[編集] 同型艦
- SS590 おやしお 平成10年3月16日竣工
- SS591 みちしお 平成11年3月10日竣工
- SS592 うずしお 平成12年3月9日竣工
- SS593 まきしお 平成13年3月29日竣工
- SS594 いそしお 平成14年3月14日竣工
- SS595 なるしお 平成15年3月3日竣工
- SS596 くろしお
- SS597 たかしお
- SS598 やえしお
- SS599 せとしお
- SS600 もちしお
[編集] 初代おやしお型
- SS511おやしお 昭和35年竣工(退役済)
[編集] 各国の同世代ディーゼル潜水艦
- ドイツ 212A型潜水艦
- スウェーデン ゴトランド級潜水艦、ヴァイキング級潜水艦
[編集] 登場作品
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ↑ 出典:2006年11月7日 日経産業新聞
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