うえのドイツ文化村
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うえのドイツ文化村(うえのドイツぶんかむら)は、沖縄県宮古島市上野にあるテーマパーク。
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[編集] 歴史
- 1873年 - ドイツの商船ロベルトソン号が旧宮古郡上野村宮国沖で台風のため座礁。宮国の住民たちが荒波の中、小さな船で漕ぎ出し、乗組員全員を救助した。その後一ヶ月あまり手厚く看護し、本国へ送り返す。
- 1876年 - これに感動した当時のドイツ皇帝ヴィルヘルム1世は、軍艦チクローグ号を派遣し上野村に博愛記念碑を建てさせたという。
- 1987年 - 上野村(当時・現 宮古島市)がドイツ文化村の建築構想を策定。
- 1996年 - 完成、グランドオープン。
[編集] 概要
- マルクスブルク城を模した博愛記念館を中心に、宿泊施設、子ども向け施設、レストランなどがある。
- 2000年にはゲアハルト・シュレーダー前ドイツ首相も訪れた。日独の文化交流の拠点として知名度を上げてきている。
[編集] 交通アクセス
一般路線バスでのアクセスは、下のリンクのとおり宮古協栄バス・第6系統バスの利用となる。片道所要13分。
- 路線
宮古新空港前 -(6系統バス)→ 宮国バス(独村前)停