YEN TOWN BAND
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YEN TOWN BAND(イェン・タウン・バンド)とは、岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』(1996年)の劇中に登場する架空のバンドであり、実際にオリジナル曲を発表したプロジェクトでもあった。ボーカリストは劇中でグリコを演じたCHARA、プロデューサーは小林武史。
1996年7月に発売されたシングル『Swallowtail Butterfly~あいのうた』(岩井俊二・CHARA・小林武史作詞、小林武史作曲)で知られる。ちなみに劇中では、グリコ(CHARA)とグリコの養子アゲハ(伊藤歩)の二人が、胸にスワロウテイル・バタフライ=オオルリアゲハのタトゥーをしている。
1996年9月に映画で使われた全8曲(いずれもCHARAが歌っている)をおさめたサウンドトラック『MONTAGE』を発売。2003年SHIBUYA-AXでライブが行われた。
小林武史と岩井俊二による別プロジェクトに、映画「リリイ・シュシュのすべて」(2001年)での「リリイ・シュシュ」(Salyu)がある。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- Swallowtail Butterfly~あいのうた~(1996年7月22日)
- Swallowtail Butterfly~あいのうた~
- Mama's alright
[編集] アルバム
- MONTAGE(1996年9月16日)
- Sunday Park
- Mama's alright
- She don't care
- Swallowtail Butterfly~あいのうた~
- 上海ベイベ
- してよしてよ
- 小さな手のひら
- My way (フランク・シナトラのカヴァー)