Xvid
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最新版: | 1.1.2 / 2006年11月1日 |
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プラットフォーム: | クロスプラットフォーム |
種別: | ビデオコーデック |
ライセンス: | GNU General Public License |
公式サイト: | Xvid.org |
Xvid(エックスブイアイディー)は、オープンソースで開発されているフリーのビデオコーデック。2006年10月まではXviDという名称でリリースされた。
元々、DivXNetworks社がはじめたOpenDivXプロジェクトで生まれたものだったが、その後 DivXNetworks社の方針転換により商用製品路線へとDivXコーデックが移行した。その際、このプロジェクトによって生み出された成果はそのまま商用コーデックに反映されたが、それに反発するプログラマーたちによってオープンソースで開発継続されたものがこの Xvid である。(名前はDivXをひっくり返しただけだが)
なお、OpenDivXプロジェクトは現在開発停止状態にあり、こちらは DivX4.0コーデックが元になっている。また、Sigma Designs社が開発した「RMP4」と呼ばれるコーデックにソースが盗用されたこともある。
MPEG-4特許のライセンスを得ておらず、開発プロジェクトではソースコードのみの配布とすることでライセンス問題を回避している。
ただし誤解してはならないのはバイナリの配布・利用は特許法第68条によると”業として”行わなければ(個人の私的利用などは)特許権侵害には当たらないということである。
Xvidの読み方については、「エックスブイアイディー」のほか、「エックスビド」、「エックスバイド」、「キシビッド」、「クソビド」と読まれる場合もある。
目次 |
[編集] 利用例
- MPEG-4の実装の勉強や研究用
- ファイル共有ソフトでのDVDやテレビ番組の交換、共有。
商業用ソフトで使用した場合、そのソフトのソースを公開する義務が生じるため、一部の例外を除けばほとんど使用されていない。アクアプラス発売のパソコンゲーム(『アルルゥとあそぼ!!』、『Tears To Tiara』、『鎖 -クサリ-』、『To Heart 2』)ではその義務を知らずにライブラリを使用していたことが判明したため、ゲームのソースコードを公開することが発売元より発表となった[1]。
[編集] コンテナ形式
従来のビデオコーデック同様にDirectShowを利用したコンテナ形式(AVI、MKV等)に格納することが可能。
ただし、AVIではBフレーム(前後参照フレーム)を扱うことが出来ない仕様となっているので、GOPをパック処理するなどの工夫が必要となる。また、一部デコーダーでは先読みするなどで対応している例があるが、MKVなどでデコードするよりも負荷がかかる傾向がある。
- (Xvid+MP3).avi
- (Xvid+AAC).mkv
- (Xvid+Vorbis).ogm
[編集] 関連項目
[編集] 出典
- ↑ 弊社製品のムービー再生にxvid.orgのムービー展開ライブラリを使用していた件について。, 株式会社アクアプラス, 2005年12月12日
[編集] 外部リンク
カテゴリ: コンピュータ関連のスタブ項目 | コーデック | オープンソース