V-1710 (航空用エンジン)
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アリソン V-1710 はアメリカ製のレシプロ式航空用エンジンである。第二次世界大戦で実戦に使われたアメリカ製エンジンのなかで唯一の液冷式である。
開発は 1929年に始まり、陸軍航空省からの出力1000馬力航空機エンジンの要求に対して起こされた。世界恐慌によって進捗が遅れたが、1936年12月14日に実験機に搭載され初飛行した。
大戦中に数多くの戦闘機に使われてたが、高高度用スーパーチャージャーを持たなかったため後期ではターボ付きの空冷エンジンに性能的に追い越された。統合生産数は70,000台以上。
戦後では、余ったストックは競技用のモーターボートやトラクターなどに転用された。また、復元機やレプリカ機などにも使われ、未だに活動している。
[編集] 構造
- 12気筒V型、排気量 28リットル (1,710立方インチ)
- ボア 140mm（5.5"）、ストローク 152mm（6.0"）
- エチレングリコール液冷
[編集] 主な搭載機
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