KREVA
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KREVA(クレバ、本名:畠山 貴志(はたけやま たかし)、1976年6月18日- 、O型)は、東京都江戸川区出身のヒップホップMC。東京都立国際高等学校、慶應義塾大学環境情報学部卒 (SFC) 。FUNKY GRAMMAR UNITの一員。所属レコード会社はポニーキャニオン。好きな食べ物はツナ。名前の由来は、英単語CLEVER(クレバー、賢いの意)をもじった物から。(C→K, L→R, ER→A)
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[編集] 来歴
アンダーグラウンドでの活動では、CUE ZEROと共にBY PHAR THE DOPESTの活動を長く勤め、アルバム『BY PHAR THE DOPEST』をリリースするまでに至る。
1997年からLITTLE, MCUとともに活動を開始したKICK THE CAN CREWでは、MCとほぼすべての曲のトラックメーカーを担当。2002年には「マルシェ」でNHK紅白歌合戦出場も果たす。
また、2001年にはHIP HOP界の頂点を決めるイベントである「B-BOY PARK」のMCバトルにて 1999年から2001年特に、2001年のMCバトルではKREVAを意識したラッパーが続出する中、史上初の3連覇を果たし、殿堂入りした。(2002年以降は、MCバトルへ選手としては不参加)そのため、即興でのラップにはかなり定評がある。
2004年6月には、日比谷野外音楽堂での2daysライブを最後にKICK THE CAN CREWの活動を一時休止。
同年、自らを「新人クレバ」と称し、インディーズとして、シングル「希望の炎」を自身の誕生日6月18日にリリース。そして9月8日にポニーキャニオン内レーベルの"knife edge"から、シングル「音色」でメジャーデビューし、本格的なソロ活動を開始。
インディーズデビューから約一年経って、「新人クレバ」から、「KREVA 2nd season」と銘を変え更なる活動を展開。 2006年2月1日にはアルバム『愛・自分博』をリリースし、2006年2月13日付けで、HIPHOPソロアーティストとしては初となるオリコンウィークリーチャート1位を獲得した。 同アルバムのツアー最終公演では、こちらもまた邦楽ヒップホップソロアーティストとしては初の、日本武道館公演を果たす。
9月には、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2006」で10年振りにBY PHAR THE DOPESTとしての活動を再開。
MCとしてだけではなく幅広い才能を見せ、平井堅・小柳ゆきなど様々なアーティストの楽曲のリミックスやフィーチャリングを行い、また近年、CUE ZERO, SONOMIを率いて自らのレーベル「くレーベル」を発足し、レーベルのプロデューサーとしても活躍している。 キックとしてのメジャーデビュー以前の2000年には、映画『ケイゾク』のオープニング/エンディングテーマ、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の音楽を担当した。以降、堤幸彦とは繋がりが出来ており、2006年には、ドラマ『輪舞曲』の音楽も担当。
音楽以外の活動としては、2005年3月公開の映画『ローレライ』では小松春平役で俳優として映画出演。また、KICK THE CAN CREW時代からのスタッフ等で構成されるサッカーチーム「東京忍者」の代表でもある。 原宿のブティック「CRIB」のスタッフでもあり、同店から発売されるTシャツとタイアップしたCDを製作するなどの活動も行っている。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
[編集] インディーズ
- 10908枚限定。
[編集] メジャー
- 音色 2004年9月8日
- ひとりじゃないのよ 2004年10月20日
- SONOMIが参加。
- アルバム『新人クレバ』からのシングルカット。Mummy-Dが参加。ファンキーグラマラスPart2がマボロシ名義で同時リリースされている。
- イッサイガッサイ 2005年6月15日
- スタート 2005年9月8日
- 2004年発売された音色と同じく、9月8日の「クレバの日」に発売。
- 国民的行事 2005年12月7日
- モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をサンプリング。トラックはEVISBEATSによる。KICK THE CAN CREW時代も含めて、自身の作成でないトラックでKREVA名義の曲を発表している唯一の曲。PVにはラーメンズの小林賢太郎が出演。
- Have a nice day! 2006年8月2日
- カップリングに、「今夜はブギー・バック」のカバーを収録。
フジテレビ系HEY!HEY!HEY!エンディングテーマ。
- THE SHOW 2006年11月1日
- 初回版にビデオクリップを収録したDVDが付属
- イオン日米野球2006テーマソング
[編集] アルバム
- CUE ZERO、Rhymester/マボロシからMummy-D、THC!!からKANA、BONNIE PINK、NG HEADが参加。
- 愛・自分博 2006年2月1日
- 元・新人クレバ 2006年2月1日
- ファーストアルバム『新人クレバ』からボーナストラックの「Baby Dancer」を省いた廉価版。
[編集] DVD
- KREVA TOUR 2006 愛★自分博~国民的行事~日本武道館 2006年9月8日
[編集] 映画
- ローレライ(小松春平役)
台詞:「飲むわけねぇだろ」等
[編集] CM
[編集] 外部リンク
- KREVA公式サイト
- KREVA FANSITE
- BPMjapan - インタビュー掲載