BSニュース50
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BSニュース50(ビーエスニュースごーぜろ)は、1994年4月から2004年10月31日までNHK衛星第1テレビ(BS1)で放送された、日本初のヘッドラインニュース番組。番組名は毎時50分開始であることに由来している。略称はBS50。
前身は1992年に始まった毎時55分開始のニュース番組「BS55(ビーエス ファイブファイブ)」。1994年4月に番組名がBS55からBSニュース50に改題され、毎時50分から毎正時までの定時放送に変更された。当初は平日のみの放送であったが、次第に放送回数が増やされていき、やがて平日深夜と土日祝日の夜間・深夜を除くほぼ全ての時間帯で毎日放送されるようになる。
BS1の24時間ニュースチャンネル化構想に基づく「NHK BSニュース」が2004年11月1日から新設されたことに伴い、その前日の10月31日をもって放送を終了した。
なお、BS50と「NHK BSニュース」は全く別の番組と位置づけられており、同年3月27日にリニューアルされたばかりであった番組中の音楽やタイトルロゴ等のCGは「NHK BSニュース」に引き継がれることなく使用終了となった。
[編集] 概要
放送枠は、毎日朝から夜にかけての毎時50分から毎正時(00分)までの10分間(放送しない時間あり)。平日は6:50に始まり、21:50まで放送(19:50は放送なし)。土日・祝日は7:50に始まり、18:50まで放送。一部の時間帯ではNHKワールドTV(海外向け)でも放送されていた。
主なニュースを10項目紹介。ヘッドライン・本編で紹介する"TOP5"と、フラッシュニュースで紹介する"NEXT5"で構成。合間にNHK発のリポートの他、海外の提携放送局のリポートを紹介。最後は市況・気象情報。
プロ野球中継があるときにはイニングの合間に短縮版を挿入放送していたが、その際には中継を中断せずにニュース映像と試合映像(無音声)を一緒に映し、ナイトゲームの際には当初こそ20:50だったものの後に試合展開を考慮して20:50の回を20:30過ぎに繰り上げて挿入するなど、現在の「NHK BSニュース」には見られない柔軟できめ細かな編成がなされていた。また、担当キャスターを映すスタジオ内のカメラアングルが変化に富んでいたことも特筆される。
[編集] 放送時間
いずれも放送開始時間。スポーツ中継等で短縮・休止の時あり。
- 1996年4月~1997年3月
- 7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50、13:50、14:50、15:50、16:50、17:50、18:50、20:50
- 1998年4月~2003年3月
- 6:50、7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50、13:50、14:50、15:50、16:50、17:50、18:50、20:50
- 2003年4月~10月、2004年4月~10月
- 6:50、7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50、13:50、14:50、15:50、16:50、17:50、18:50、20:50、21:50、22:55(「BSニュース」5分間の短縮版)
- 2003年11月~翌年3月
- 6:50、7:50、8:50、9:50、10:50、11:50、12:50、13:50、14:50、15:50、16:50、17:50、18:50、20:50、21:50