1億人の大質問!?笑ってコラえて!
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1億人の大質問!?笑ってコラえて!(いちおくにんのだいしつもん わらってこらえて)とは、日本テレビ系列で毎週水曜のよる19:00~19:58(開始当初は19:00~20:00、1998年10月から2分短縮)にて放送されている所ジョージが司会のバラエティ番組である。通称「笑コラ」。字幕放送。ハイビジョン制作(2006年10月から)。
全国NNS系列局(クロスネット局のTOSも含むが、2000年9月まではCS★日テレでも放送された。)で放送(系列外ではMRT(日曜日の午後15:30から放送)、OTVでそれぞれ不定期放送)。一部の地域では再放送が行われている。2006年7月19日の放送で10周年を迎えた日本テレビの長寿番組である。
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[編集] 番組概要
所が司会を務めていたクイズバラエティ番組『どちら様も!!笑ってヨロシク』をリニューアルする形で、1996年7月3日にスタート。
日本全国の一般人にスポットをあて、取材するテーマごとに所があらゆる方法で無作為に抽選。そこで選ばれた都道府県、市町村、人、団体等にスタッフが出向き取材する。
なお、1998年頃までは「日本列島○○○の旅」というテーマ以外のコーナーも存在した。アシスタントは山岡三子。毎回15%前後の高視聴率をマークしている(但し、「笑ってヨロシク」を続けた方がよかったという意見も少々あるようである)。
以前は、スタジオのモニターに向かってVTRを振る際に、所が山岡の頭を扇子でたたく場面が恒例となっていたが、2004年末のスペシャルでスタジオのリニューアルによってモニターの位置が変わったため、見られなくなった。
また、人気を博した「日本列島 吹奏楽の旅」は元々「日本列島 部活動の旅」だったものを第1回に取材した吹奏楽部が(爽やかで感動的という意味で)面白いとスタジオで好評だったため、所の独断で企画変更されて始まったコーナーである。
2004年11月3日に放送した『笑ってコラえて!文化祭 吹奏楽の旅 完結編 一音入魂スペシャル』が第42回ギャラクシー賞テレビ部門で大賞を受賞した。バラエティ番組が同賞を受賞したのは初めてとのこと。
なお、「日本列島 吹奏楽の旅」は2005年までメインコーナーのように扱われ、毎回のように放送された。 その他にも「日本列島 部活動の旅」では2004~2005年にかけて、男子新体操、女子ラクロスなど様々な部活動の取材を行った。
2004年より、年末スペシャルでは明石家さんまが登場し、所と二人きりで放送を進める方式をとっている。
[編集] 主なコーナー
- 日本列島 ダーツの旅
- 初回から放送している人気コーナー。初回から1998年9月までは放送順にその日一番最後のコーナーだったが、1998年10月から冒頭のコーナーに変更された。
- 番組開始当初は「日本列島 当て物の旅」というタイトルで、放送1回目は「ダーツ」、放送2回目は「おもちゃのボーガン」で日本地図に矢を放って行き先の村や町を決めていたが、放送1回目のダーツが好評で、なおかつ所の得意技であったことから、放送3回目以降は現在のタイトルである「日本列島 ダーツの旅」となり、必ずダーツで行き先を決定することとなった。
- 年末(2002年までは翌年1月)には、その年に取材した村(町)人で一番面白かった人を決める「村人グランプリ」が開催される。2004年と2005年の年末SPでは明石家さんまを特別ゲストに迎えて、「村人グランプリ」を決めている。
- このコーナーの進行は以下のとおり
- 取材ディレクターの前で所が日本地図にダーツの矢を投げ、当たった地域の地図の中から取材する町(村)を決め(その際、町や村の名前を所が駄洒落にする)、その町(村)に取材ディレクターが行く。(所や所の代わりにダーツを投げた芸能人が自ら取材に出かける場合もある。)
- その町(村)で最初に発見した人を「第一町(村)人」と呼ぶ。
- 2.の他は「○○町(村)のここが素晴らしい」というコーナーになり、その町(村)の人に町(村)の良いところをインタビューしてまわる。
- 『24時間テレビ』では2003年からこの企画の発展形の「ダーツの旅的インタビュー」を行っている。
- なお、この番組の真裏にフジテレビで放送されている『クイズ!ヘキサゴンII』では、「日本列島 吹き矢クイズの旅」というコーナーを新設した。「所の番組と勘違いさせて視聴率アップを目指す。」というフジのスタッフの思惑から生まれたらしい。しかし、BGMも本家と同様にするなどかなり忠実なパクリだったため、2006年5月10日放送からはパクリ要素をおさえている。
- また、元々ABCの『探偵!ナイトスクープ』で“新しい旅番組を作ってほしい”という依頼で放送されたものが、この「ダーツの旅」の原型であり(その際に「テレビ関係者の方、マネしてください」とあった)、それを堂々とマネした企画という噂がある。
- 取材ディレクターが町(村)を移動するときに使う車は必ずトヨタの車を使用している(番組スポンサーのため、車種はハイエースが多い。)
- 日本列島 幼稚園の旅
- 各都道府県の幼稚園に行き、クイズやゲームなど様々なことを行い、園児ならではの発想やリアクションを楽しむ。定番は「カメラに向かってごめんなさい。」で、幼稚園児たちがカメラの前で謝りたいことをいう。
- スペシャル版では、通常版で面白いことを言った園児達を集め合宿を行ったこともある。
- 日本列島 テレビ局の旅
- 各都道府県のテレビ局へ行き、面白い名物アナウンサーやローカル番組を取材する。
- 日本列島 女子高生の旅
- 日本列島 男子校の旅
- 所が無作為に男子校名の書かれた百科事典を本棚から1冊選び、そこに書かれた男子校を取材する。
- 日本列島 駅長さんの旅
- 所が無作為に路線名の書かれた切符の束から切符を引き、その路線の代表的な駅の駅長さん(無人駅の場合は最寄り駅)の1日を追う。
- 日本列島 職人の旅
- スタッフが自転車を漕ぐと中に風が起こって中身が混ざる仕組みの透明な球体の抽選箱から様々な物の名前の書かれた三角くじを所が無作為に1枚引き、その三角くじに書かれている物のすごい職人さんをスタッフが取材する。
- 「職人」と言っても伝統的な物を作る人に限らず、近代的な物を開発した技術者も含まれる。
- 日本列島 博士の旅
- 日本列島 結婚式の旅
- 所が都市名の書かれた玉が大量に入った巨大な「ガラポン抽選器」で抽選を行い、選ばれた都市の中からスタッフが選んだもうすぐ結婚するカップルを取材する。
- 2人の出会いから結婚までのいきさつを本人出演による再現VTRで制作し、結婚式で流す。唯一女性ナレーターがつくコーナー。
- 日本列島 こんにちは赤ちゃんの旅
- 所が運勢のかわりに都道府県名の書かれたおみくじを引き、そこに書かれた都道府県の中からスタッフが選んだ夫婦の赤ちゃんの誕生までのいきさつや誕生の瞬間を取材する。
- 日本列島 ちょっと昔の旅
- 所が「19○○年○○月○○日」の○の部分がドラム(リール)になっているスロットマシンを回し、各ストップボタンを押して行き先の日を決定する。「タイムマシン」を模したセットに乗った取材ディレクターがその日にタイムスリップし、その日を取材するという設定。
- 所が決めた日に起こった出来事やその頃に話題になっていた事柄や人物を取材する。
- このコーナーと似たようなコンセプトを持つ番組として『感涙!時空タイムス』がある。
- 日本一の旅
- 日本列島 部活動の旅
- 当初は毎回異なった、様々な部活動の様子を取材する予定であったが、すぐに「日本列島 吹奏楽の旅」へと企画変更されてしまった。
- その後は、「男子新体操部編」「女子ラクロス編」といった副題がつき、シリーズものの企画が放送された。
- 日本列島 部活動の旅→日本列島 吹奏楽の旅
- 所の独断でコーナーの趣旨が変更された。2004年秋頃からは、「ダーツの旅」に代わる番組のメインコーナーとして扱われるほどの人気を博したが、2005年に終了。
- 一度だけ、大きな五線譜に並べられた2つに割ると中に都道府県が書かれている作り物の音符(♪)を所が無作為に選ぶ抽選が行われたが、すぐに廃止され、スタッフが予め調査してから取材する形式になった。
- 「生徒ががんばる姿が感動的で良い」と言う意見がある一方で、「音楽の先生が生徒を罵倒して怒ってばかりで、他のコーナーと違って笑えず、面白くない」という意見もあった賛否両論のコーナー。
- 全世界 日本語学校の旅
- 所が無作為に巨大な地球儀の形の抽選箱の中から国名が書かれたボールを引き、スタッフがその国の日本語学校を取材する。
- 東京23区 ヘリコプターの旅
- 所の抽選で選ばれた区を2人のスタッフが取材する。
- 取材スタッフは上空係と地上係に分かれ、上空係はヘリコプターで上空から取材し、面白い物や不思議な物を発見する。それを地上係が現場に行って取材する。
- 冒頭の紹介は東京都の人口に合わせて「1200万人分の(行き先の地域名)」となっている。
- 日本列島 甲子園の旅
- 「高校野球の甲子園のように、ほかのジャンルでも高校生の全国大会があるのではないか?」というスタッフの疑問から始まったコーナー。
- 現在のところ、手芸部の全国大会であるファッションの全国大会しか放送されていない。
- 日本列島 夜の県庁所在地
- 数字のかわりに都道府県が書かれているルーレットに所が玉を投げ入れ、止まった都道府県の県庁所在地の夜の様子や(スタッフ曰く)ちょっと怪しい人などを取材する。また、夜の歓楽街での酔っ払いにもインタビューする。
- 山口県が登場したとき、県庁所在地の山口市ではなく県内最大の都市である下関市が登場したことがある。
- 日本列島 24時の旅
- 「日本列島 夜の県庁所在地」の改訂版。県庁所在地にかかわらず、様々な場所を取材する。
- 24:00(午前00:00)に取材開始。その土地の怪しい人を調べる。
- 日本人 ルーツの旅
- 所が映写機を使ったルーレットで選び出した都道府県の歴史を、スタッフが取材して選んだ地元の小学生が調べ、発表する。
- 日本列島 立ち話の旅
- 2005年7月開始。
- 所が買い物籠に立てられた根本に都道府県名の書かれた作り物のネギの中から無作為に1本選び、選ばれた地域の女性と東京の女性を取材し、なりたかった職業などを尋ね、立ち話を比べる。
- 冒頭の紹介は日本の女性の人口に合わせて「5000万人分の東京都と(行き先の地域名)」となっている
- 東京都・路線バスの旅 ~都内の車窓から~
- 2006年2月15日開始。
- 所が無作為に路線を表す記号の書かれた切符を引き、実際にスタッフがその路線のバスに乗り、車窓から見えた興味深いものを取材する。
- 冒頭の紹介は東京都の人口に合わせて「1200万人分の(行き先の地域名)」となっている。
- 日本列島 イケてる会社訪問の旅
- 所が物の名前が印刷された名刺を無作為に選び、選ばれた名刺に書かれている物を製造・販売するイケてる会社をスタッフが取材する。
- 冒頭の紹介は日本にある会社の数に合わせて「160万社分の(物の名前)」となっている。
- 日本列島 自慢人の旅
- 所がトラックの荷台に積み上げられた都市名が印刷されている大量のトイレットペーパーの中から無作為に選んだ都市へスタッフが行き、その都市の人々の自慢とトイレットペーパーを交換してくる旅。要するにその都市の人々の自慢をスタッフが取材してくるコーナー。
- 所が選んだ都市の自慢も、コーナーの冒頭で紹介される。
- 自慢を披露した人には、記念品として番組特製のトイレットペーパーと賞状が贈られる。
- 日本列島 観光課長の旅
- スタッフが自転車を漕ぐと中に風が起こって中身が混ざる仕組みの透明な球体の抽選箱から都市名の書かれた三角くじを所が無作為に1枚引き、その三角くじに書かれている都市の観光課長が勧める観光スポットをスタッフ(と観光課長)が取材する。
- 日本列島 発掘エキサイティングニュースの旅
- 所が新聞社の社名が書かれた大量の新聞紙の中から無作為に選んだ新聞社へスタッフが行き、その新聞社のエキサイティングな記事を聞き取ってくる旅。
- 記事の発表はランキング形式で行われ、一番下位(記事が3つあったら3位から)の記事から発表される。
[編集] 特番専用のコーナー
- ダーツの旅 全世界版スペシャル
- 所が世界地図にダーツを投げ、ダーツが当たった大陸の地図にもう一度ダーツを投げて行き先を決定する。全世界版の場合、冒頭の紹介が「65億人分の(行き先の地域名)」となり、その行き先の地域で最初に遭遇する人も「第一(行き先の地域名)人」となる。
- 当初は冒頭の紹介が「60億人分の(行き先の地域名)」だったが、世界の人口増加にあわせて「63億人分の(行き先の地域名)」、そして「65億人分の(行き先の地域名)」と変更された。
- その町(村)で最初に発見した人を「第一(行き先の地域名)人」と呼び、その後は「日本列島 ダーツの旅」と同様で、「(行き先の地域名)のここが素晴らしい」というコーナーになる。
- 全世界 駅長さんの旅
- 2005年10月5日の特番から登場
- 所が無作為に巨大な地球儀の形の抽選箱の中から国名が書かれたボールを引き、取材する国を決める。
- 「日本列島 駅長さんの旅」と同じ要領で選ばれた国の代表的な路線の代表的な駅や駅長さんの仕事ぶりを取材する。
- ちょっと昔の旅 全世界版スペシャル
- 2005年10月5日の特番で登場
- 「日本列島 ちょっと昔の旅」と同じ要領で所が決めた日に起こった出来事やその頃に話題になっていた事柄や人物を調査し、特に日本人が世界で活躍したものを取材する。
[編集] スタッフ
- ナレーション:真地勇志
- 構成:大岩賞介、豊村剛 / 桜井慎一、町山広美、横山雄一郎、西村耕平
- TM:江村多加司
- SW:高梨正利、村松明
- カメラ:山田祐一
- 照明:阿部権治、小川勉
- 調整:矢田部昭
- 音声:大島康彦
- 美術:中原晃一、塚越千恵
- 大道具:佐藤栄一
- 小道具:高野泰人
- 編集:田中直人
- MA:和田龍彦
- 音効:古川直樹、舟生孝太郎(タルス)
- TK:池田佳寿子
- 主題歌:所ジョージ「反省」
- 過去の主題歌:「僕の犬」「質問」「わかんない2」「農家の唄」(すべて所ジョージ)
- 「農家の唄」は現在も提供バックで使用されている。
- 「日本列島ダーツの旅」コーナーテーマ:Spookey Ruben「These Days Are Old」
- 広報:髙松美緒
- デスク:満本清美
- AP:安田久美子
- 制作進行:木村友子
- ディレクター:池田大作、足立正、原司、小江翼、伴在正行、清田知宏、三林正典、森田隆行
- 演出:矢坂義之、柳川剛、小松原正勝
- 総合演出:似鳥利行
- プロデューサー:面高直子、河野直樹、江尻直孝
- チーフプロデューサー:吉川圭三
- 協力:昭文社
- スタジオ技術:NTV映像センター、 ヌーベルバーグ
- 技術協力:コスモ・スペース、オムニバス・ジャパン
- 美術協力:日本テレビアート
- 制作協力:日企
- 製作著作:日本テレビ(2003年までは「日本テレビ」と表示していたが、なんだろうマークの表示は今も続いている)
[編集] 過去のスタッフ
- チーフプロデューサー:桜田和之
- プロデューサー:吉田真
- 総合演出:小澤龍太郎
- ディレクター:向笠啓祐
- 構成:安達元一、松井洋介、カニリカ、鮫肌文殊、おちまさと、そーたに
- TM:鈴木康介⇒伊東聡⇒福王寺貴之
[編集] 外部リンク
- 本番組は長らく公式サイトが設置されてこなかったが、10周年を迎えた2006年6月にようやく開設された。
[編集] 前後番組の変遷
日本テレビ 水曜日19:00枠 | ||
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