香川町
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- 香川町(かがわちょう)は、香川県高松市内の地名。-> 高松市を参照。
- 香川町(かがわちょう)は、香川県香川郡に属していた(前項の地名と同地域の)町。本稿では、高松市への合併時点(2006年1月10日)までの記事・データ表情報を記載中のため、現在の情報については前項に示した高松市を参照。
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- 関連項目:市町村合併、消滅した日本の市町村の一覧
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目次 |
[編集] 地理
- 高松市に隣接していることもあり、ベッドタウンとして人口は増加していた。また高松市への野菜・果樹の生産供給地としての役割も担っていた。
- 全体に丘陵地で、平池や新池など大小多くのため池が存在した。
- 町の西端には香東川が流れていた。
[編集] 歴史
- 昭和30年(1955)4月1日、大野村・川東村・浅野村の3村が合併して香川町が発足。
- 昭和31年以降、塩江町東谷と安原下地区の一部の編入や、寺井地区中部の高松市への編入を経て、現在の町域に定まったのが昭和33年。
- 平成18年(2006)1月10日、高松市に編入合併。
[編集] 行政
- 町長:岡弘司(-2006年1月9日)
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 健康
- 平均年齢
[編集] 教育
[編集] 保育園
- 町立第1保育所
- 町立第2保育所
- 町立第3保育所
- 町立第4保育所
- 町立第5保育所
- 町立第6保育所
- 私立さんさん保育園
[編集] 幼稚園
- 町立浅野幼稚園
- 町立大野幼稚園
- 町立川東幼稚園
[編集] 小学校
[編集] 中学校
[編集] 高等学校
[編集] 大学・短期大学
- なし
[編集] 交通
[編集] 空港
- 高松空港
- 隣の香南町にある
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
- 高速道路
- 町内にあるインターチェンジ:なし
- 一般国道
- 県道
- 町内を走る県道:香川県道13号三木綾南線(現、香川県道13号三木綾川線)・香川県道43号中徳三谷高松線・香川県道164号三谷香川線・香川県道165号東谷岩崎線・香川県道166号岩崎高松線・香川県道170号岡本香川線・香川県道172号川東高松線・香川県道280号高松香川線
なお、かつて県道168号安原下善通寺線(現国道377号)も、香川町内の県道のひとつであった。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 竜桜公園
龍満池は寛永4年(1627年)に西嶋八兵衛により築造された。池の中央には川東八幡神社のお旅所が長さ100mも突き出していて、讃岐百景にも選ばれた景観になっている。
- 祇園座
農村歌舞伎の祇園座は、江戸時代末期頃から、初めて氏神へ奉納するために催されていたものが、いつしか農村の慰安娯楽行事として定着した。昭和40年4月3日には香川県指定無形民俗文化財となり、現在は中学生や高校生たちがその流れを受け継ぎ、文化祭などでその卓越した演技を披露している。
- 田渡池自然公園
田渡池は寛政7年(1795年)に築造され、昭和から平成にかけて改修されたものの、未だ豊かな自然を残している。とりわけ水辺の植物の群落には珍しい種類が多く見られる。
- ひょうげまつり
「ひょうきん」とか、「おどけた」とかのニュアンスを含む讃岐の方言「ひょうげな」。その名の通り、町民が思い思いのユーモラスな格好で町を練り歩くのが「ひょうげ祭り」。祭り当日はその姿や風景を題材にした写真コンテストも行われる。奇祭として有名で、香川県下でも代表的な祭りのひとつに数えられている。その神具一式は、香川県有形民俗文化財に指定されている。
- 横岡山古墳
築造推定期は5世紀後半~6世紀頃。横穴式石室は長さ9m、内部の幅・高さ共に1.5m。
- 油山
山中の岩の間から油が流れ出ていて住民が灯し油にしたという伝説が残る。
- 舟岡古墳出土石棺
両側が砕かれ、石樋として使われていたこともある石棺。
- 東赤坂古墳
古墳時代末期(7世紀)の古墳。町内で唯一盛土まで完全に残る。内部は8畳ほど。
- 香川第一中学校石彫公園と句碑
香川県内の若手を中心とした作家の石彫作品が坂を利用した校内の公園内に並ぶ。桜坂にある句碑はホトトギス派合田丁字路の作「入学も卒業もこの桜坂」。