電信
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電信(でんしん)とは、符号の送受信による電気通信である。モールス符号による聴覚通信と、テレタイプ端末を用いた機械電信(印刷電信)などがある。電報はもともと電信技術を用いて行われた通信サービスであった。
機械電信はデジタル通信技術の発達にともない様々な情報を送受信するデータ通信へと発展したが、これらは電信とはいわないのが普通である。
[編集] 電波型式としての電信
モールス符号を用いた通信は現在ではアマチュア無線、漁業無線、自衛隊で使用されるだけとなった。
なお、アマチュア無線技士のモールス通信能力を非義務化した2003年世界無線会議の決定に伴い、資格審査の際に電信の送受信実技試験を廃止する動きが各国で出ている。