長方形
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長方形(ちょうほうけい)、矩形(くけい)は、4つの角がすべて等しい四角形である。4つの角はすべて直角となる。
この定義により、長方形の向かい合う2辺は長さが等しくなる。すなわち、長方形は平行四辺形である。正方形は長方形の特殊な形で、4つの辺がすべて等しい長さの四角形である。つまり、正方形は長方形であり菱形である。口語で長方形といえば正方形ではない長方形を指すことが多い。
長方形の2組の向かい合う辺のうち、長いほうの長さを長方形の長さ、短いほうを長方形の幅と呼ぶ。長方形の面積Aは長さlと幅wの積によって求められる。記号で書くと、A = lwである。例えば、長さが5、幅が4の長方形の面積は、5×4=20となる。右の図を参照。