釧路市こども遊学館
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釧路市こども遊学館(くしろしこどもゆうがくかん)は北海道釧路市にある、科学館と児童館の機能を併せ持つ新しいタイプの社会教育施設。
前身である釧路市青少年科学館の閉館に伴い、2005年7月に開館した。 館は5階建てで、様々な展示物の他、全天候型広場、プラネタリウム、実験工房などの施設を持つ。 また移動天文車カシオペヤ号(カシオペアではない)を所有する。
市有施設であるが、実際の運営は釧路市より委託されている釧路市民文化振興財団及びNPO法人こども遊学館市民ステージにより行われている。 市民ボランティアも多く参加しているのが特徴。
展示についての解説表示は必要最低限のものとすることで、「来館者が自ら遊び、学ぶ」というコンセプトを持つ、体験参加型の教育施設である。
目次 |
[編集] 年譜
- 1997年(平成9年) -釧路シビックコア計画の一環として、構想があがる。
- 1999年(平成11年)-教育委員会内にこども遊学館開設準備室が設置される。
- 2000年(平成12年)-(仮称)こども遊学館をつくり・育てる会が発足される。「出前遊学館」と称し、コミュニティセンターや児童館において出張実験・展示を行う。
- 2003年(平成15年)-(仮称)こども遊学館をつくり・育てる会を解消し、こども遊学館市民ステージが発足される。工事着工。
- 2004年(平成16年)-指定管理者制度の適用を決定。
- 2005年(平成17年)-こども遊学館開設準備室を解散する。工事完了。 7月9日 グランドオープン。
[編集] 建築概要
- 面積-7,027.00㎡
- 設計-株式会社アトリエブンク
建物は全面ガラス張りとなっており、上空から見た形状は非対称な米粒型に見える。 近未来的な建築物として注目され、建築業界誌に掲載されたこともある。
[編集] 施設
- 1F-さんさんひろば、あそびらんど
他にもワークショップコーナー、サウンドタワー、不思議な球体など。
- 2F-スタッフルーム、ボランティアルーム
- 3F-ふしぎらんど
- スターエッグ
- 1階砂場の真上に位置する、大きな卵型のプラネタリウム投影室。光学式とデジタル式の統合型プラネタリウム、コニカミノルタ社のジェミニスターIIを設置している。全国でも珍しく、オリジナル番組を自主制作している。月に一度、様々なテーマで夜間特別投影が行われる。
- 水のプレイテーブル、音のプレイテーブル、風のプレイテーブル、振動のプレイテーブル、光のプレイテーブル、コスモパワージム
- 各テーマに沿った体験型展示が数種類ずつある。
- サイエンスポット
- 主に土日に、サイエンスショーが行われる。
- スターエッグ
他にも人力プロペラやシャボンチューブなど。
- 4F-ものしりらんど
- ものしり研究所
- インターネットの使用や、学習に関する本やDVDを閲覧できる。
- 実験工房
- 創作工房
- 実験、創作のイベント時に使われる。小中学生の実験学習にも使用される。
- ものしり研究所
- 5F-現在一般開放はしていない。
なお1~4階の各階には、階段やエレベーターの他に、「のっぽスタジアム」と呼ばれる中央広場から螺旋状のスロープを通って行き来できる。この「のっぽスタジアム」は遊学館のイベントの舞台になることが多い。
[編集] その他
- 展示室とプラネタリウムは別料金であり、遊学館を複数回利用する人であれば、定期観覧券(プラネタリウム料金込み)を買った方が圧倒的に得である(特に大人)。
- オレンジ色のジャケット型のユニフォームを着ているのが正スタッフ(職員)であり、黄土色のスモック型のユニフォームを着ているのがボランティアスタッフである。
- 全面ガラス張りのため、冷涼な釧路でも館内はかなり暖かい。
[編集] イベント
- あそびんピック
- 夢たまご
- クリスタル☆クリスマス
[編集] 交通アクセス
[編集] 外部リンク
[編集] 関連項目
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