金光教
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金光教(こんこうきょう)は、教派神道の一つで、戦前の神道十三派の一つ。
同時期に開かれた黒住教、天理教と共に日本三大新宗教の一つに数えられる。
安政6年(1859年)、備中国浅口郡大谷村にて赤沢文治(川手文治郎)、後の金光大神(こんこうだいじん)が開いた。現在の本拠地は岡山県浅口市金光町。金光町の名前は金光教の本部があることから付けられている。
従来の金神思想では、方位の吉凶を重視したが、金光教では、神に断りさえすれば、土地に吉凶はないと説き、また、神と人とは「あいよかけよ」の関係であるとした(神が助からなければ人は助からないが、神もまた人が助からなければ助からないという関係にある)。
祭神名は、天地金乃神(てんちかねのかみ)。また、他の宗教を否定しないという特徴を持つ。
信者は各教会において、「取次」といい、願い、詫び、断りを、教師を通じて天地金乃神に伝えることにより、願い、祈りを届け、また神からの助かりを受ける。
現在では、日本を中心に約1700の教会、45万人の信者を有する。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 金光教よろこびの世界へ (金光教本部の公式ページ)
- 金光教ポータル (信奉者の任意団体が運営)
- 金光ネットワーク (信奉者の任意団体が運営)
- オープン・ディレクトリ 社会: 宗教・精神世界: 神道: 教派神道: 金光教
- 金光教リンク集
- 金光教(日蓮正宗信奉者が批評したページ)
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