野田実
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野田 実(のだ みのる、1937年 - )は、日本の政治家。元衆議院議員・帝京大学経済学部教授・AIG最高顧問。
[編集] 略歴
和歌山県日高郡日高町出身。和歌山県立日高高等学校、京都大学農学部農業経済学科卒業。
大蔵省に入省後、大蔵省大臣官房参事官などを経て、1990年2月に自由民主党・旧和歌山2区から出馬し、衆議院議員初当選。科学技術政務次官・総務政務次官を歴任した。以後連続3回当選。
3期目に秘書の事務所職員が買収事件を起こし、その事務所職員が公職選挙法違反で逮捕される。それを受け、1998年、野田本人に当選無効の最高裁判決(現職国会議員に対し、初の拡大連座制適用)により失職。
その後、1999年に米大手保険会社AIGの最高顧問、2000年に帝京大学経済学部教授に就任。
[編集] 著書
・日本財政の政治経済学 -変革への透視図- (大蔵財務協会) ・財政改革の新地平 (大蔵財務協会)