野球アメリカ合衆国代表
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野球アメリカ合衆国代表(やきゅう―がっしゅうこくだいひょう)は、アメリカ合衆国における野球のナショナルチームである。
かつては大学生中心でチーム編成をしていた。国際大会においてプロ選手の参加が解禁されてからは、3Aや独立リーグの選手中心で編成されている。
夏季オリンピックで1回、IBAFワールドカップで2回、IBAFインターコンチネンタルカップで1回の優勝を誇る。
プロ選手の参加が初めて認められた2000年のシドニーオリンピックでは、元ロサンゼルス・ドジャース監督のトミー・ラソーダが指揮を執り、金メダルを獲得した。しかし、2004年のアテネオリンピックは大陸予選で敗退し、本大会出場はならなかった。
2006年のワールド・ベースボール・クラシックではメジャーリーガーによるドリームチームが初めて実現し、優勝候補の本命と目されていた。しかし、2次リーグでは誤審問題で物議を醸した上、韓国、メキシコに連敗を喫して敗退した。