都裕次郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
都 裕次郎 (みやこ ゆうじろう、1959年2月25日 - ) は、滋賀県大津市出身の元プロ野球選手(投手)。
目次 |
[編集] 来歴・人物
堅田高から1977年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。 本格派左腕で、高校時代には1試合22奪三振の記録を持つ。 コントロールの良さにも定評があり、『江夏2世』の呼び声が高かったが、 3年目の1979年に1軍昇格、5年目の1981年には先発ローテーション入りと、期待に違わぬ成長を見せた。 翌1982年には速球とスライダーが冴え、16勝(5敗)をマーク。 同年の中日のリーグ優勝に大きく貢献し、最高勝率のタイトルも獲得した。
1984年にも開幕7連勝を含む13勝をマークしたが、翌1985年以降は腰痛や肩の怪我に苦しみ、 5年間で2勝を挙げたに留まった。 1989年のシーズン終了後に現役を引退。その後は打撃投手・スコアラーを経て、現在はスカウトを務める。 オールスター出場1回。
[編集] プロフィール
- 投打 左投左打
- 出身地 滋賀県
- 守備位置 投手
- 背番号 28(1977~89年)
- 球歴 堅田高 - 中日(1977D1位~89年)
[編集] 通算成績
- 243試合 48勝36敗10S 17完投 4完封 844.3投球回 507奪三振 防御率3.73
[編集] タイトル
- 最高勝率(1982年)