道庁所在地
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道庁所在地(どうちょうしょざいち)とは、道庁が置かれている都市のこと。
地方統治において、「道」(どう)という地方自治体の名称を用いているのは日本の北海道・韓国・北朝鮮のみである。日本の北海道、および韓国の各道には道庁があり、「道庁所在地」と呼ばれる都市が存在するが、北朝鮮の場合、道庁にあたる機関は道人民委員会と呼ばれるため、厳密には「道庁所在地」という言葉は用いられない。ただし、便宜的に北朝鮮の道人民委員会の所在都市を「道庁所在地」と呼ぶことがある。
- 北海道庁の道庁所在地に関しては、北海道庁、都道府県庁所在地、札幌市などを参照。
- 大韓民国の道庁所在地に関しては、大韓民国の地方行政区画、朝鮮八道を参照。
- 朝鮮民主主義人民共和国の地方行政に関しては、朝鮮民主主義人民共和国の地方行政区画を参照。
なお、日本の道州制議論の際に、地方行政単位を「州」に統一する場合、「道」に統一する場合、「州」と「道」を混在させる場合など様々ある。このとき、「道」の行政府を「道庁」と言う場合があり、「道庁」が置かれる都市を「道庁所在地」と便宜的に言うことがある。しかし、道州制の導入は決定しておらず、その際の「道庁」および「道庁所在地」の名称も確定事項ではないため一般的ではない。