貴城けい
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貴城 けい(たかしろ けい)は宝塚歌劇団宙組の男役トップスター。身長170cm。愛称は本人の首を傾げるクセから「かしげ」。血液型B型。
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[編集] 略歴
- 1992年3月、78期生として宝塚歌劇団に入団、『この恋は雲の涯まで』で初舞台。翌1993年、雪組に配属。
- 1997年 『仮面のロマネスク』で新人公演初主演。
- 2000年 『ささら笹舟』でバウホール公演初主演。
- 2002年 初ディナーショー『off』。
- 2005年12月 次期宙組トップスターに内定。
- 2006年5月 宙組に組替え。
- 2006年7月 宙組男役トップスター就任。
お披露目公演は8月の博多座公演『COPACABANA』。 大劇場お披露目は、維新の英雄坂本龍馬を題材にした『維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック』(11月公演・宝塚大劇場)。相手役は紫城るい。この公演で退団する。
[編集] スター像
雪組で鍛えられた和ものの美しさ・のびやかな歌・情感豊かな深みのある芝居など、確かな実力で安定した舞台をみせることのできる男役。
少女漫画から抜け出してきたような、端正でノーブルな美貌も魅力。
宝塚らしい伝統的な男役としての持ち味を生かしつつ、男役13年目を迎えて骨太な大人の男役面も加わり、男役としての色気が増してきた。
初舞台も組回りも雪組で、雪組しか経験したことの無い生粋の雪組育ちだったが、2004年の2番手特別出演期間には、星組・月組に連続出演を果たし、その間宝塚OG達による梅田コマ公演にも外部出演。温室育ちのイメージを一蹴し、順応性とタフさをアピールした。 2006年9月5日退団を発表した。 78期の同期に月組男役トップの瀬奈じゅん、元星組娘役トップ:檀れい、月組男役スター:大空祐飛、劇団四季:大平敦子(千紘れいか)などがいる。
[編集] 新人公演主演
(計4回)
[編集] バウホール公演主演
- 『ささら笹舟―明智光秀の光と影―』(2000年)
- 『アメリカン・パイ』(2003年)
- 『DAYTIME HUSTLER―愛を売る男―』(2005年11~12月)
[編集] 外部リンク
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劇団統括団体:阪急電鉄 |