財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS
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財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS | |
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ジャンル | パズル |
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | ロケットカンパニー |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人用 |
発売日 | 2006年9月28日 |
価格 | ¥3,990 |
対象年齢 | 全年齢 |
財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS(ざいだんほうじんにほんかんじのうりょくけんていきょうかいこうにんかんけん-)は、2006年9月28日に発売された漢字トレーニングゲームである。検定級は10級から2級まであり、漢検の過去問題が約2万5千題収録されている。また広告として10月1日から読売新聞朝刊のテレビ欄にて、1日1題問題を出している。
目次 |
[編集] 構成
- 漢字検定
初期状態では10級Bから開始され、1日1度できる昇級試験で合格すると、10級Bから10級Aに昇格し、次の級へと進むことができる。10級Aを合格すると9級Bに進む、といったふうに格付けされていく。また不合格の場合は、降級もある。
試験内容は実際の試験を想定したもので、各級によって問題内容が異なっている。
- 漢字訓練
漢字のトレーニングができる。各級、各分野ごとに細分化されていて、分野も各級によって異なる。トレーニング中に誤りがあった箇所は、後に復習問題として再挑戦できる。
- 漢字遊戯
漢字の各分野に分けたミニゲーム。ある条件に満たすと出現するゲームもある。解答がでないという不便さがあるが、この機能自体が「おまけ」の要素として考えられる。
- 成績閲覧
漢字検定や漢字遊戯でだした成績やグラフが掲載されている。
- その他
各種設定。文字認識速度を変更できる。
[編集] 文字認識
文字入力する際に、画面下中央の四角内に書くことよって自動識別され、画面左に入力されるが、細かい箇所(例えば、濁点、半濁点)は誤認識されることがある。本作品は実際の漢検を想定したものであるが、本番の漢字能力検定試験では漢字の「止め」「はね」が採点基準のひとつとなっているので、その点においても注意が必要である。
[編集] 解答のバグ
- 8級の読み②の問題において「問い」の答え「と」が「とい」になっている。
- 書き順の問題「世」の順序が本来の書き順と異なっている。
- 準2級の読み②の問題「綱を鍛えて刀剣を作る。」において「綱」の読みが「はがね」となっているが、そもそも問題文が間違っており、正しくは、かねへんの「鋼」となるはずである。
- 上記「綱」のバグはメーカーによると、初期ロットで見られる不具合ということで、無償交換に応じるとの回答を得た。