諏訪哲二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
諏訪 哲二(すわ てつじ、1941年- )は、元高校教師。「プロ教師の会」代表。埼玉県川越市在住。
千葉県生まれ。東京教育大学文学部卒業。埼玉県の高校教員を40年勤め、埼玉県立川越女子高校教諭を最後に2001年3月に定年退職。 プロ教師の会(埼玉教育塾)の思想上のリーダーとして、数多くの著書を持ち、その書き方も哲学用語を多用する等のかなりの学者肌で、実践派教師として教育業界では代表の河上亮一と並んで大有名人である。
ちなみに「プロ教師の会」という名称は、埼玉県内の教師の勉強会として現場の実践の中から思想を生み出す事を目的にして現在の代表である河上亮一が作ったもので、当初は「埼玉教育塾」という名であった。それが後に著書を出すようになって当時の編集者が、埼玉という名がついていては地域的なものに受け取られてしまう可能性があるという理由で、「プロ教師の会」という名をつけたと言う。
[編集] 著書
- 『イロニ-としての戦後教育』 (白順社、1989年)
- 『反動的! 学校、この民主主義パラダイス』 (宝島社、1990年)
- 『日の丸』 (宝島社、1991年)
- 『学校の終わり』 (宝島社、1993年)
- 『間違いだらけのいじめ論議』 (宝島社、1995年) 小浜逸郎との共編著
- 『「平等主義」が学校を殺した』 (洋泉社、1997年)
- 『「管理教育」のすすめ』 (洋泉社、1997年)
- 『ただの教師に何ができるか』 (洋泉社、1998年)
- 『学校に金八先生はいらない』 (洋泉社、1998年)
- 『教師と生徒は“敵”である』 (洋泉社、1999年)
- 『学校はなぜ壊れたか』 (筑摩書房、1999年)
- 『教育改革幻想をはねかえす』 (洋泉社、2002年)
- 『プロ教師の見た教育改革』 (筑摩書房、2003年)
- 『歌舞伎に学ぶ教育論』 (洋泉社、2003年)
- 『オレ様化する子どもたち』 (中央公論新社、2005年)
カテゴリ: 日本の教育者 | 中等教育 | 1941年生 | 人名関連のスタブ項目