菊池武士
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菊池 武士(きくち たけお、1321年(元亨元年)? - 1401年5月8日(応永8年3月25日)?)は鎌倉時代末期から室町時代前期にかけての武将。菊池氏の第14代当主。父は第12代当主・菊池武時(武士は第12子)。第13代当主・菊池武重の弟。
1338年に兄の菊池武重の死後、正室腹であった為か、兄達を差し置いて菊池氏の後継者となった。しかし武士は父や兄と較べて柔弱であり、当主としての才覚に乏しく、兄弟の菊池武茂や菊池武敏らの補佐を得て、かろうじて菊池氏の勢力を支えているという有様であった。
1343年には大友氏の侵攻を受け、その後も各地の諸勢力から攻撃を受けたため、武士の統治に不満を抱いた兄の菊池武光によって当主の地位を廃され、追放の憂き目にあうこととなる。
その後、30歳の時出家して仏門に入り、1401年3月25日に死去、約80歳の長寿を全うした。
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