若草山
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標高 | 341.8 m | |||
位置 | 北緯34度41分28秒 東経135度51分16秒 |
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所在地 | 奈良県奈良市 | |||
山系 | 笠置山地 | |||
種類 | -- | |||
初登頂 | -- |
若草山(わかくさやま)は奈良県奈良市、奈良公園の東端に位置する標高342m、面積3.3haの山。山が三つ折り重なっているため三笠山(みかさやま、みかさのやま)とも呼ばれる。
かつては三笠山が正式名称であった。阿部仲麻呂の和歌「あまのはらふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の「三笠の山」はこの山のことである。1935年、この山名に因んで三笠宮が創設される際に、同じ名前では恐れ多いとして山焼きに因んで若草山に改称した。北海道三笠市は、この山に因んで名づけられた同名の山が由来である。なお、南隣にある春日山は、御蓋山と書いて「みかさやま」の別名がある。
毎年1月に行われる山焼きは、1760年に東大寺と興福寺による領地争いが発端といわれているが定かではない。山頂には仁徳天皇の皇后磐之姫命の墓といわれる、鶯塚古墳がある。春季と秋季に開山。入山料:大人150円。小人80円。
若草山の山頂から見る奈良の夜景は、大都市のような華々しい光量はないものの大変見晴らしがよく、新日本三大夜景のひとつに認定されている。若草山山頂への車のアクセスは奈良奥山ドライブウェイの利用に限られる(新若草山コース:510円/22時以降は無料)。山頂へのアクセスは山焼き前、新芽時期を除き可能(奈良奥山ドライブウェイに要確認)、前述の入山料はこの場合徴収されない。
奈良公園と隣接しているため若草山にも鹿が多数生息している。
なお、関西ではどら焼きの形が三笠山に似ていることから、「三笠」と呼ばれることが多い。
[編集] 周辺情報
[編集] 外部リンク
- 若草山(奈良公園公式サイト内)
- 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:奈良 (南東)