舌咽神経
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舌咽神経(ぜついんしんけい、glossopharyngeal nerve)は12対ある脳神経の一つであり、第IX脳神経とも呼ばる。知覚、運動、味覚の混合神経。脊髄上部の側面から脳幹を出、迷走神経に近づいていく。
舌咽神経には多くの働きがある。
[編集] 脳幹と舌咽神経の関係
舌咽神経の大部分は知覚神経 であり、自身の核は持たない。その代わりに脳幹で他と異なった点を多く持っている。舌の後方で味わえば、頸動脈小体からの情報は孤束核に入る。内臓痛は三叉神経の脊髄核に送られる。舌咽神経が支配する茎突咽頭筋のためのニューロンが疑核にある。
[編集] 舌咽神経の検査
舌咽神経が損傷することにより、咽頭反射に問題が生じる。
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